ROCK'N'ROLL CABINET Vol.09

By RollingStone Japan 編集部

プラン2 共通の「敵」と闘う世界防衛軍を作る!

オレには夢があるんだ。この災害対策合同演習が実施される日には、参加した各国の兵士全員に「WORLD DEFENSE FORCE(世界防衛軍)」と記したバッヂを付けてほしいんだ。カッコよくない? 集まった兵士は国家を超えた共通の「敵」と闘う同志なのだ。この枠組みの中ではどっちの軍隊が格上、格下とかない。国家を超えて人命救助に特化する。兵士のモチベーションはハンパない。だってこれは人類の存亡を懸けた闘いなのだから。いろんな人種、いろんな軍服が混在するのだが、設備や装備、技術は共有し、全員の胸には「WORLD DEFENSE FORCE」のバッヂ。国防の新しい時代だ。これは軍隊の賛成運動なのだ。軍隊や経済は一部の権力者の私物ではないのだ。目指すのは、人命救助の国際組織だ。これは世界中の軍事費の平和利用じゃないか? 反対する理由は地球上に存在しないハズだ。

プラン3 核廃棄物最終処理問題解決へ

未処理のまま貯蔵されている核廃棄物は世界中にたくさんある。20世紀の世界は核廃棄物をどうするか結論を先送りにしたまま原発を大量生産してしまった。この問題は、ひとつの国家ごとにどうこうするテーマではない。そこで考えた。もしこの「災害対策合同演習」が「世界防衛軍」へと成長したなら、「核廃棄物最終処理」を話し合うテーブルになりうるのではないだろうか? 「核廃棄物」は人類共通の「敵」ではないだろうか? しかもこの「敵」は10万年、毒を放射し続けるのだ。とにかくこの問題を早急に議論する国際組織が必要だ。そして実際処理するのは、それが誰であったとしても「世界防衛軍」と言えるのではないだろうか? この問題はこの時代に生きている責任と人類の存亡をかけて国家を超えて取り組むべきモノなのだ。先送りしていい問題ではないのだ。この問題を着地させずして原発再稼働を説える政府与党と経済界の権力者たちよ。オマエの足下からオマエの子孫が見ているぞ。オマエの先祖が見ているぞ。先送りするということはただの責任逃れであり、子孫に言い訳できるものではないのだ。今、やらなくてはならないのだ。

TAIJI SATO

佐藤タイジ ○ 1967年、徳島県生まれ。1986年にシアターブルック結成、95年に同バンドでメジャーデビュー。現在はシアターブルック以外にTHE SUNPAULO、TAIJI at THE BONNET、インディーズ電力など、複数のバンドで活動中。2012年12月に太陽光発電によるライヴイベントTHE SOLAR BUDOKANを開催。13年9月には、野外フェス中津川THE SOLAR BUDOKANを開催した。
www.taijinho.com

Text by Taiji Sato
Illustration by Kotobuki Shiriagari

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