オーファンド・ ディージェイ・セレク 2006-2008

 昨年9月に突如、13年振りの新作『Syro』をリリース。それがグラミー賞を受賞するなど、完全復活を遂げたUKテクノ界の鬼才、エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムズが、今度は“AFX”名義で新作を発表した。AFXは活動初期から使われていた名義で、本作は2003年から2005年にかけてリリースした『Analoard』シリーズの続編だ。デトロイトテクノやアシッドハウスのマシーナリーなサウンドを受け継いで、力強いビートが疾走する硬質なサウンドが、リチャードの研ぎ澄まされた美意識を感じさせる。

RECOMMENDEDおすすめの記事


MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE