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『ロックの殿堂』入りを果たしたグリーン・デイの軌跡:22の大事な出来事

Richard Bienstock | 2016/01/01 15:00

| (Photo by Kevin Mazur/WireImage for Rock and Roll Hall of Fame) |

2015年4月、30周年を迎えたロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)に、新たにパンクロッカーが加わった。彼らがここまで来るに至った軌跡をたどる。

それは長く曲がりくねった道のりだったが、グリーン・デイのヴォーカルでギタリストのビリー・ジョー・アームストロングとベーシストのマイク・ダーント、ドラマーのトレ・クールの生意気なパンクロッカー3人はどういうわけか、バークレーの924ギルマン・ストリートの窮屈なステージからロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)入りを果たした。今週末のバンドの殿堂入りは数々の出来事があったキャリアの中で最も新しい重要な瞬間であるにすぎない。ウッドストックからブロードウェイまで、大ヒットアルバムから砕けた歯まで、泥仕合から精神崩壊まで、グリーン・デイは浮き沈みや明らかに奇妙な事件の共有以上の経験をしてきた。ここでは、そんな最も印象的な瞬間のいくつかに目を向けてみよう。アームストロングも1995年の「ジェイディッド」で「まっすぐ進んでもどこにもたどり着かない(Going straight will get you nowhere)」と歌っているのだから。


初めてのライヴ:ロッズでロックンロール

Photo by Anthony Pidgeon/Redferns

ここ最近のビリー・ジョー・アームストロングとマイク・ダーントは、マディソン・スクエア・ガーデンのような会場での演奏の方が慣れている。しかし、さかのぼって1987年10月17日、このふたりの最初のライヴはカリフォルニア州ヴァレーホのバーベキューレストラン、ロッズ・ヒッコリー・ピットでの一夜限りの出来事だった。彼らがここでのライヴをとりつけたられたのは、アームストロングの母親がこのレストランでウェイトレスをしていたからだ。スウィート・チルドレンの名前で行ったこのパフォーマンスは再び招待されるほどだったのでうまくいったのは明らかだった。のちに2人ともロッズでウェーター助手として働いたそうだ。

メジャーデビュー:若きパンクロッカーの登場

Photo by Catherine McGann/Getty Images

80年代後半から90年代前半にかけて、カリフォルニア州バークレーのギルマン・ストリート924にあったパンクロック・クラブは、音楽的には言うまでもなく社会政治的だが、イーストベイのパンクシーンの中心地だった。オペレーション・アイヴィーやグリーン・デイなどの出発点にもなり、グリーン・デイが1988年11月26日に初ライヴを行った時はまだスウィート・チルドレンという名前だった。ギルマン・ストリートは、サウンドやスタイルを磨く場を提供しただけでなく、未来のドラマーであるトレ・クールと知り合う場にもなった。だがこの会場の厳格なパンク精神は彼らにしっぺ返しを食らわせることになる。「メジャーレーベルと契約した途端、俺たちはそこで演奏することを許されなくなった」と、アームストロングは2005年、ローリングストーン誌のカバーストーリーで語った。
Translation by Deluca Shizuka

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