ガンズ・アンド・ローゼズのクレイジーな瞬間50選(前編):1985年〜1989年


1985年夏:ガンズ・アンド・ローゼズ、ロサンゼルスの路地 を悪の巣窟に変える

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Photo by Marc S Canter/Michael Ochs Archives/Getty Images

「俺たちはドラッグを売った。女を売った。女がロフトで男とヤッてる最中に、俺たちは女の財布をまさぐった」と、イジー・ストラドリンは伝記『ウォッチ・ユア・ブリード:ザ・サーガ・オブ・ガンズ・アンド・ローゼズ』の中で述懐している。「マネージメントだよ」 - ロサンゼルス市当局は、乱痴気騒ぎの限度を超えたヘロイン、ポルノ、偽造ドラッグ、買春の黒い噂がはびこる場所として、バンドが住む路地を“619番地”に指定した。


1986年2月28日: ガンズ・アンド・ローゼズ、契約前にキメる
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Photo by Marc S Canter/Michael Ochs Archives/Getty Images

伝記の著者スティーヴン・デイヴィスによると、ゲフィン・レコードへの顔見せとなるトルバドールでのライヴに備え、アクセル以外のメンバー全員が酒を飲み、ヘロインを打ち、コカインを吸った。にもかかわらず、ゲフィン・レコードの代理トム・ズータウはバンドを気に入ったようだった。1カ月後、バンドはゲフィン・レコードと契約し、スラッシュは前金のほとんどをドラッグにつぎ込んだ。


1986年3月26日:アクセル、レコード会社との契約をサボる
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Photo by Jack Lue/Michael Ochs Archives/Getty Images

ゲフィン・レコードとの契約の日に、またもアクセルは癇癪を起してしまった。コンタクトレンズが見つからないと、彼は怒り狂って家を飛び出した。契約書を読ませないように誰かが仕組んだと考えたのだ。スラッシュとマネージャーのヴィッキー・ハミルトンがコンタクトレンズを見つけた(床の上とズボンの中に)。そして、道の先に、瞑想するかのようにウィスキー・ア・ゴーゴーの上にあぐらをかいて座っているアクセルを発見した。レーベルは待たされ、予定時刻を2~4時間過ぎてから契約を続けた。「誰も腹を立てませんでした。いつものことですから。毎日こんな感じでしたよ」と、ハミルトンはデイリー・メール紙に語った。

Translation by Naoko Nozawa

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