大麻合法化で揺れるアメリカ 米・コロラド州の現状

By Yuji Ueda 2016/02月号 P56〜59 |
大麻販売店の壁に貼られた世界地図。訪問客は日本や中国からも(Photo by Yuji Ueda)
緊急ドキュメント/米・コロラド州の現状

2014年1月、アメリカで初めて娯楽目的の大麻使用が解禁されたコロラド州。人口約500万人の州内では、営業許可を得たショップが200軒近く営業し、2014年は大麻からの税収が7000万ドル(約86億円)に到達。アルコールからの税収4200万ドル(約51億円)を大きく上回り、アメリカ史上初めて「大麻からの税収がアルコールを超えた州」として大きな話題になった。



レセプションでは美人受付嬢がIDチェックを行う

8月下旬、 コロラド州北部の都市、 フォート・コリンズに店を構える「オーガニック・オルタナティブ(Organic Alternatives) 」で話を聞いた。
店のドアを開けると受付嬢に笑顔で迎え入れられ、 IDチェックを受けた後、 中に通される。
ゆったりとした受付スペースには大ぶりなソファが並び、訪れた客たちが談笑している。客の多くは40代、いや50代以上の落ち着いたミドル層が中心であることにまずは驚かされる。大麻販売店というと、ヒッピーが群がる怪しげな店を想像しがちだが、そんな怪しさはかけらもない。普通のおじさん・おばさんが集まる上品なブティックのような雰囲気だ。



「オーガニック・オルタナティブ」、店主のマカ・カライ氏

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