若干21歳のDJ、アンソロインタヴュー:俳優アンセル・エルゴートのもうひとつの顔

BRITTANY SPANOS | 2016/01/19 18:30

| アンソロとしてアイランド・レコーズと契約した俳優のアンセル・エルゴート (Photo by Arik McArthur/WireImage) |

レイバー・デイに開催されたエレクトリック・ズーに出演した若干21歳のアンセル・エルゴートは、同フェスティバルに過去3度参加しているという。

映画『きっと、星のせいじゃない』(原題:The Fault in Our Stars)や『ダイバージェント』への出演で知られる若手俳優は、昨年に引き続きアンソロとして出演した同フェスティバルで、早い時間から集まったオーディエンスを大いに盛り上げた。

数々の大型フェスティバルへの出演、イビサのパシャでのヘッドラインショー、サウンドクラウドにアップされた楽曲への熱狂的な反響など、過去1年間でDJとしての実力を証明してみせたアンソロは、先日アイランド・レコーズと契約を交わしたことを明らかにした。「オファーのあった幾つかのレーベルに曲を持ち込んだんだけど、アイランドはすごく実験的な曲に興味を示してくれたんだ」ローリングストーン誌の取材に対して、彼はこう語った。「彼らは僕の持ち込んだ曲を聴きながら、『これはポップで、これはクラブ向け。これはラジオ向きだ』なんて話してたんだけど、そのラジオ向きのわかりやすい曲に対して『こういうありふれた曲じゃなくて、リスナーを驚かせるような曲が欲しい』って言ってきたんだよ。メジャーレーベルはポップで売れそうなものにしか興味がないと思ってたから、すごく意外だった。フェスティバルでオーディエンスの心をひとつにするような最高のレコード、アイランドはそういうのを僕に求めていたんだよ」

土曜日のセットを前に、エルゴートは興奮を隠しきれない様子だった。ブースでは飛び跳ねたり拳を突き上げたり、若さゆえのエネルギーに満ちたパフォーマンスを見せる一方で、ファンクやディスコ、そしてEDMを巧みにミックスしたプレイは、オーディエンスのハートを見事に掴んでいた。レコード契約、シングル曲『トゥ・ライフ』そしてダンス・ミュージックの世界における自身の立ち位置について、彼に話を聞いた。

ー音楽にのめり込みはじめたのはいつ頃でしたか?


幼い頃からミュージカルにたくさん出てたから、歌ったり踊ったりすることは日常の一部だったよ。しばらくしてピアノを弾き始めて、自分で曲も書くようになった。ジョン・レジェンドにはすごく影響を受けたよ。iTunesで買った彼のリミックス・アルバムに収録されてた「ハートブレイカー」のレイドバック・ルークのリミックスに衝撃を受けたんだ。(歌詞を口ずさむ)とにかく最高にカッコいいんだよ。

ちょうどその頃、アヴィーチーの初期の曲や、スクリレックスが手がけたラ・ルーの「ゴーイング・イン・フォー・ザ・キル」のリミックスを聴いたんだ。彼がEPを出す前のことだったけど、最高にクールだと思った。自分でも時間を見つけては曲を書いてて、7 8曲は完成してた。歌とピアノだけのシンプルなアレンジだっただけどね。そういう曲だと2チャンネルしか使わないから、本格的なダンスミュージックを作るっていうのは、当時の僕には交響曲を書くような壮大な作業に思えたんだ。でも高校の頃にエイブルトンのソフトウェアを買って、1年くらい経った頃にはある程度満足のいくような曲を作ることができるようになった。メロディーを書くのには慣れてたけど、曲をプロデュースできるようになるまでにはさらに時間がかかったよ。でもその1年後くらいには自信もついて、気づけばもう3年以上やってる。10月でちょうど4年になるんだ。
Translation by MASAAKI YOSHIDA

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