2010年代ベスト洋画ランキング トップ20

18位『アルゴ』(2012)
ベン・アフレックがいずれ、アカデミー賞作品賞を受賞する映画を監督すると、「ベニファー(アフレックとジェニファー・ロペスが交際していた当時のカップルの呼び名)」時代にどれだけの人が予想しただろう? 彼の2012年の映画『アルゴ』は、イランで人質事件が起こり身動きとれなくなったアメリカ人グループが、ハリウッドの助けを借りて出国した話を描いた。
全世界興行収入:2億3232万5503ドル
ロッテン・トマト満足度:96%
アカデミー賞受賞数:3/作品賞、脚色賞、編集賞

17位『それでも夜は明ける』(2013)
アメリカでは、奴隷制度を描いた映画が数多く作られてきた。しかし私たちの歴史における、この恥ずべき時代の真の残虐性を、『それでも夜は明ける』のようにつまびらかにした作品は少ない。スティーヴ・マックィーンが監督したこの映画は、自由の身だったアフリカ系アメリカ人が農場で奴隷にされる。見るに忍びないシーンもあるが、目を背けてはならない。
全世界興行収入:1億8773万3202ドル
ロッテン・トマト満足度:96%
アカデミー賞受賞数:3/作品賞、脚色賞、助演女優賞(ルピタ・ニョンゴ)

16位『トイ・ストーリー3』(2010)
『トイ・ストーリー3』がこれほど素晴らしい作品になるなんて、そこまで多くの人は予期していなかった。前作が公開されたのは10年以上前だし、何であれタイトルの後に「3」とついた映画にはたいてい、多くの場合それはもうガッカリさせられた。しかし、ピクサーの優秀なスタッフたちはさらに腕を上げて、3部作のなかでほぼ間違いなくベストだと言える作品を完成させた。さぁ認めるんだ、少なくとも一度は涙を浮かべたことを。
全世界興行収入:10億6317万1911ドル
ロッテン・トマト満足度:99%
アカデミー賞受賞数:2/長編アニメーション賞、主題歌賞(「We Belong Together」 ランディ・ニューマン)

Translation by Sayaka Honma

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