マーク・ハミルが語る『スター・ウォーズ』への復帰に寄せる思い

BRIAN HIATT | 2016/02/01 19:00

| 2015年12月16日、ロンドンのレスター・スクエアで開催された『スター・ウォーズ:フォースの覚醒』のヨーロッパ・プレミアに出席したマーク・ハミル(Photo by Mike Marsland/WireImage |


ーその場には主要キャスト全員が揃っていたのですか?

いいや、そうじゃなかった。その頃アナハイムで『スター・ウォーズ』の記念イベントが開催されていたんだけど、僕は妻と娘と一緒に来ていて、キャリーも出席していた。それでジョージが僕らをランチに誘ったんだ。これは何かあるなって思ったよ。最後の3部作を撮ることにしたって言い出すんじゃないかって、妻は冗談のつもりで話してたんだけど、その時はバカバカしくて笑ったよ。「そんなわけないさ。前にDVDの特典映像を撮影した時もこんなことあっただろ? きっと今回もそんな感じさ」って、僕はそう言い返したんだ。

そのランチの場で、彼は真剣な顔つきでこう言ったんだ。「既に君らの耳に入っているかどうかわからないが、私は会社を売却することにしたんだ。キャスリーン・ケネディが会社を引き継ぐんだが、彼女は最後の3部作を制作する意向のようだ。出演するかどうかは君らの自由だが、いずれにせよキャラクターの変更はない。君らが出演しないなら、他の誰かがその役を務めることになる」そう言われて、キャリーは即答してたよ。「やります!」ってね(笑)彼女の娘のビリーの役はあるかって、早速交渉し始めてたぐらいさ。

ー何と答えたのですか?

あまりに驚いて言葉を失ったよ。僕はポーカーフェイスで、何があっても動揺を顔に出さない自信があった。でも冷静なふりなんてできなかったんだ。

ーそれはどうして?

(ため息をついて)僕らは壮大な物語を作り上げたし、そのことを心から誇りに思っていた。でもそれは僕にとってはもう過去のことで、マイペースで仕事を続けられたらと思っていたんだ。でも『スター・ウォーズ』に出演するなら、マイペースなんて言ってられないだろう(笑)? その頃僕は気が向いた時に声優や舞台俳優を務めるっていう、すごく気楽なライフスタイルを確立していたんだ。途方もない数の人々の視線に晒されることのないその環境に、僕はすごく満足していたんだよ。
Translation by Masaaki Yoshida

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