HYDEインタヴュー(後編):ラルク結成25年「バンドが続くこと自体、ほぼ奇跡」

By Joe Yokomizo 2016/02月号 P35〜36 |
ローリングストーン日本版 2015年1/2月合併号掲載(Photo by Kazuyoshi Usui )
ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー
2016年1/2月合併号 表紙巻頭インタヴュー HYDE(後編)
過激でも、どこか美しいものが作りたい


※インタヴュー前編はこちら



─ラルクって結成から何年でしたっけ?(※2015年にインタヴューを行った)

来年で25年です。

─25年一緒にいる仲間ってどんな感じなんですか?

ロックミュージシャンって変わった人が多いじゃないですか、僕も含めて(笑)。まぁ今のところ、お互い弁護士を通してしゃべるわけじゃないので、その辺はよかったかなっていう(笑)。そういうバンドもいますからね。何十年もやってるバンドでお互い横にいるのに、弁護士を通じてしゃべるっていう。

─確かに(苦笑)。

ラルクは、25年経って丸くなった部分もあれば、まだどんがってる部分もあれば、って感じなので。でも、はいびつな形かもしれないけど、まとまった時にすごくよく発揮するんでしょうね。芸人さんが、移動する時は新幹線も別で、楽屋も別で、ステージ上がった時だけ一緒、みたいなのって聞くじゃないですか。それにすごく近いですね。

─25年もいたら、ずっと一緒にいることは不可能ですよね。

そうですね。ラルクって、「4人平等」っていうのがあったので、僕からすると4人の社長さんがいるみたいな感じなんです。4人社長がいて上手く回ってる企業なんて、僕は知らないですよ(笑)。やっぱり一人引っ張っていくような存在がいないとね。そういう人がいたら動きやすいんだと思うんですけど、4人が社長だとそこが噛み合うまで時間がかかるし。だけど、噛み合った瞬間はものすごい威力を発揮する。お互いの人間関係も、そういうバンドマジックに似てますけどね。バンド活動自体がケミストリーになる。音楽だけじゃなくてね。そんな感じがしますね。

─きっと、25年ってそういう年月ですよね。

そこまでバンドが続くこと自体、ほぼ奇跡なので。続いてるだけよしとしてくれないですかね、世の中の人は。

─してくれると思いますよ。

と思って、活動しています(笑)。

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