ケヴィン・ベーコンが語る、人生を変えた10本の映画たち

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年)
「この作品が大好きなんだ。僕が出てくるからというだけではないよ。(クリス・プラット演じるスター・ロードは劇中で何度か「伝説のフットルース」の英雄、ケヴィン・ベーコンに言及する)。僕の考えではこれは完璧なポップカルチャー映画だ。なぜなら面白くてエキサイティングで、演技もうまいし、脚本もよく書けている。この作品が嫌いな人と話をしたことはないんじゃないかな。僕はこの映画についてCG効果をどれほど感じなかったか、ちょうど話をしていたところなんだ。僕はただこれが好きだ。この映画のようなビックヒット作品のレベルで、こういうことができるのはさらに素晴らしい。ものすごく気に入っているよ」

『Cop Car(原題)』(2015年) 「この作品がこういう形になってとても嬉しいよ。いい感じのB級映画だが、最近はこの手の作品を作るのが難しいんだ。僕は脚本を読んで、この作品が読み出したら止まらない本に匹敵する作品になるだろうってわかった。僕はこれで問題ない、僕が脚本に見ていると思っているものを監督が表現できるのであれば素晴らしいものになるだろうと思った。ただ信じて賭けるようなものだったけれど、ジョンはやってくれた。正直に言って脚本に書かれているものがスクリーンに映し出されているんだよ。口ヒゲもね(笑)。撮影が終わった時点から編集が終わる時点までの間に、映画がどのようにして台無しになるか、めちゃくちゃになり得るか、人がどう話しているかを知っているだろう? 多くの人はそこで間違ってしまう。でも彼はそうならなかった。こういうプロジェクトに今でも出演することは、僕にとって大きな意味を持っている。ここが僕の今いる地点なんだ。この作品は、それを価値あるものにしてくれたよ」

Translation by Yoko Nagasaka

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