メタリカからベビーメタルまで、2016年絶対聴くべきメタルアルバム25選

ベビーメタル / Babymetal
null
デスクロックとJ-popのガールズグループの中間的バンドといえるベビーメタルは、テンポの早いハッピーなアルバム『Babymetal』を2014年にリリースするやいなや、レディー・ガガからアイアン・メイデンまでの前座を務め、世界中の観客を一斉に笑顔にし、デビルホーン(キツネサイン)を掲げさせた。10代半ばの少女3人がフロントガールを務めるベビーメタルは、2016年4月1日に発売予定の2枚目のアルバムでさらなる進化を遂げようとしている。「ベビーメタルというジャンルを作り上げるという目標は変わらないまま。」そして「僕の目標はより多くの人に届くアルバムを作ること。」とバンドの黒幕、外骨衣装のプロデューサーのコバメタルは話す。最新作には、『The One』『あわだまフィーバー』そしてドラゴンフォースのギタリスト、サム・トットマンが参加している『Road of Resistance』が収録されている。
http://www.babymetal.jp/



ヘイトブリード / Hatebreed
null
Billboard 200で過去最高の20位、そしてビルボード誌のハードロックアルバムランキングで首位を獲得した2013年の『ザ・ディヴィニティ・オブ・パーパス』に続くニュー・アルバム『ザ・コンクリート・コンフェッショナル』。まだそのリリース日は決まっていないが、ツイッターとフェイスブックの最近の投稿から、2002年の『パーシヴィランス 』以降バンドのアルバムを手掛けているクリス・ハリスと共にスタジオで切磋琢磨している様子を見て取れる。「派手さなし、華やかさなし。核と激しさのみ。」というジェイミー・ジャスタのニューアルバムに対するツイートの言葉を、信じるのみだ。


アモン・アマース / Amon Amarth
null
2015年に長年バンドのドラムを務めたフレドリック・アンダーソンが脱退したことで、このスウェーデン発ヴァイキングメタルバンドの通算10枚目となるニュー・アルバムが、2013年の『ディシーバー・オブ・ザ・ゴッズ』に劣るのではないかと心配しているファンもいるかもしれない。しかしアモン・アマースは、何よりも信頼がおけるバンドだ。新作も、間違いなくキャッチ―なリフ、そして存在感大なフロントマンのヨハン・ヘッグによるオーディンとベルセルクの北欧神話についてのダイナミックなコーラスと歌詞が聴けることは間違いないだろう。バンドは「森の中の小屋」に閉じこもり、日明かりで頭蓋骨が割れるというメタルな北欧神話の新曲を書くことを約束した。

Translation by Miori Aien

Tag:

RECOMMENDEDおすすめの記事


RELATED関連する記事

MOST VIEWED人気の記事

Current ISSUE