細美武士インタヴュー(前編):「子供の頃の傷は乗り越えられない、生きていかなきゃいけない」

By Joe Yokomizo 2015/08月号 P27〜31 |
ローリングストーン日本版2015年8月号掲載(Photo by Keibun Miyamoto)
ローリングストーン日本版 アーカイヴ・インタヴュー
2015年8月号 表紙巻頭 
細美武士 ソロ1万字インタヴュー(前編)


MONOEYES4人でのインタヴューを終え、細美武士と2人で向い合ったのは深夜0時すぎ。そのままお互いビールを飲みながら、じっくりと言葉を交わしていった。


アルバムの歌詞もまだすべて書き終えていない追い込みの時期にも関わらず、自身の心の内を時間をかけて語ってくれた。かなりディープな話になったのではないかと思う。細美のこの言葉は、闇を抱える多くの人たちの灯りになると僕は信じている。


─ソロのインタヴューでは何を聞こうか、ずっと考えていたんですけど、メンバー全員のインタヴューで、細美さんの子供の頃の話が出たでしょ? 子供の頃ってそんなに周りと上手くいかなかったんですか?

うん。だってこのまんまだもん。

─6月24日に発売したシングル「My Instant Song E.P.」の2曲目に収録している「When I Was A King」がそんな内容の詞でしたよね。

歌詞は別に実体験で書いてるわけじゃないから。でもみんなあるよね、拭えない何かって。やっぱり何をやってても、ずっとちょっと悲しいときとかさ。それは持って生まれた何かなのかもしれないけど、俺もずっとあるよ。でも最近は、ほんとに友達だと思える連中がいっぱいいるからね。幡ヶ谷に行ったり、バンドの練習とかに行けば。子供のころ周りと上手く行かなかったことはもうすっかりどうでも良くなっちゃったな(笑)。

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