RS STYLE: Givenchy by Riccardo Tisci

By RollingStone Japan 編集部 2015/11月号 P60〜63 |
Photographs by Kazuyoshi Usui (Items Photos)

モードやオートクチュールの世界で数々の伝説を生んできたジバンシィ。リカルド・ティッシの才能が描く現在の姿もまた、世界中のファッショニスタを虜にしながら次なる伝説と化そうとしている。

2005-2006A/Wのオートクチュールコレクションから、ジバンシィのクリエイティヴ・ディレクターに就任したリカルド ティッシ。彼が正式にメンズラインも手掛けたのは、2009年のS/Sコレクションからである。その初お披露目となったパリコレでは、シースルーのカットソーに浮かび上がるモデルのタトゥーペイントの演出と、それらと見事に調和したエレガントな柄やスポーティなエッセンスがセンセーショナルで、世界中のファッション関係者から絶賛を博した。ストリートやユースカルチャーに造詣が深いリカルドの発想は、それまでのモードやブランドの在り方と良い意味で化学反応を起こし、その後もファッション界で強力な存在感を放つこととなる。
もちろん日本でも世代を超えて多くのファッショニスタに受け入れられている同ブランド。昨年5月には表参道に日本初の旗艦店がオープンした。十字架をイメージさせるようなファサードを構え、大理石、オーク材などを多用したクリーンな空間ではフルラインナップが随時堪能できる。このお店も発信源のひとつとしてアジアでの求心力はますます高まっていきそうだ。


ジバンシィ バイ リカルド ティッシのレザーブルゾン
大きなフラップポケットを配したクラシカルなブルゾンは、シボ模様を施した柔らかなカーフレザーで仕上げている。
襟元とジッププルに、見た目にもインパクトのあるラクーンファーを大胆にあしらっているのがユニークだ。
スナップボタンでワンタッチで留められるチンストラップを装備しているため、襟を立てて着ることで防寒性が高められるのもポイントになっている。
身幅やスリーブはコンパクトで、より都会的な印象だ。55万9000

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