マンチェスター発新人バンド「The 1975」の音楽が人々の共感を呼ぶ理由

By Patrick Doyle
The 1975は、個人的な問題から人を惹きつけるメロディを生み出す上半身裸の落ち着きのないシンガー、マット・ヒーリーのおかげで、大型新人バンドの仲間入りを果たした。(Photograph by Josh Goleman)
「正直言って、俺の精神はそれほど安定していない」と語るシンガー、マット・ヒーリー

マット・ヒーリーは滞在するニューヨークのホテルのスイートルームでビニール袋を手に取り、この1時間で3本目のマリファナ・ジョイントに火をつけると、開け放した窓の外にその手を放り出した。「俺は人が酒を飲むのと同じで当然のようにハッパを吸う」と、ヒーリーは川の向こうに見えるジャージーの空を眺めながら、軽いマンチェスター訛りで話す。この26歳のシンガーは、爪を噛むことや携帯をチェックすること、煙草のチェーンスモーカーであること、自慰行為にふけることなどの他の衝動行為についてもぺらぺら話す。「じっとしていることができないんだ」と彼は述べる。「前は自分の仲間のことが大好きだと思っていたけれど、そうじゃなかった。ただドラッグをするのが好きなだけだった」。

Translation by Shizuka De Luca

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