シンディ・ローパー、ヒラリー・クリントンを支持:「彼女ならうまくやれる」

2008年、長きに渡りLGBTの権利のために積極的に活動してきたローパーは、LGBTの若者がホームレスになるという状況に終止符を打つために、トゥルー・カラーズファンドを共同で立ち上げた。彼女は無関心から生じる意図しない(そして時として恐ろしい)影響を指摘し、投票を通じて自分の意見を行使することの重要性を強調した。

「投票をしなければ、どんなことが起きるのか・・・本当にあった話をひとつ教えるわ。アドルフ・ヒトラーがドイツ国会選挙を掌握したときの投票率は、たったの30パーセントだった。わかる?たったの30パーセントよ(編集者注:1932年、国家社会主義ドイツ労働者党(通称:ナチ党)は、ドイツの複数政党制における大多数の30パーセントを超える得票率を獲得したが、全体の投票率は80パーセントをわずかに上回っていた)」と彼女は語り、続けて「こんなことありえないし、ヒトラーみたいな人がいるという話をしているのでもない。だけど、もしあなたたちが自分の国の判断に関わりたいと思うのなら、自分自身を含めて考えて、投票権を行使することが大事よ。自分の投票権を無駄にしたくないでしょう」とコメントした。

5月6日に海外発売となるローパーの新しいカントリーアルバム『Detour / ディトゥアー ~回り道~』は、パッツィー・クラインやレイ・プライスが歌ったことで有名な曲が含まれており、さらにエミルー・ハリス、ウィリー・ネルソン、ヴィンス・ギル、ジュエル、アリソン・クラウスらカントリー界の有名アーティストがゲスト参加している。日本での発売日は5月25日となる。

Translation by Yuka Ueki

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