このドキュメンタリーフィルムのプロデューサーたちはメイプルソープを単なる挑発的な人物として描くのではなく、彼の様々な側面を捉えようとしている。「もちろん彼は真面目なアーティストになることを望んでいた。彼は自分の芸術に対してとてもひたむきだった」とベイリーは語る。「そして同時に面白い写真を撮ろうとしたんだ。『Man in a Polyester Suit』も『Whip up the Butt』も面白い作品だ。『Devil’s Horns From the Party Store Down the Road』だって面白い! 真面目なアーティストであることと面白くあることは両立できない、なんてことはありえないと言っているようだ」