元R.E.Mマイケル・スタイプが歌う、デヴィッド・ボウイのカヴァー曲を聴く

DANIEL KREPS | 2016/04/16 16:00

| Photo by: Andrew Lipovsky/NBC/NBCU Photo Bank via Getty Images |

元R.E.M.のヴォーカリスト、ボウイの追悼コンサートを前に米人気テレビ番組にて『世界を売った男』を歌う。

3月31日と4月1日に開催されたデヴィッド・ボウイの追悼コンサートで、滅多に見られないソロ・パフォーマンスを披露した元R.E.M.のヴォーカリスト、マイケル・スタイプは、さらに珍しいことに、3月29日深夜の米テレビ番組『トゥナイト・ショー』に出演し、トリビュート・コンサートの予告編となるパフォーマンスを行った。ピアニストだけを従えて登場したスタイプは、飾り気のない、それでいて心をわしづかみにするようなパフォーマンスで、ボウイの1970年の作品『世界を売った男』を歌い上げた。



カーネギー・ホールで開催された3月31日のイヴェントは、1月10日にボウイ逝去の一報が駆け巡ったわずか数時間前に発表されたものだ。第一弾として発表されたコンサート出演アーティストには、ザ・ルーツ、シンディ・ローパー、ザ・マウンテン・ゴーツ、ハートのアン・ウィルソン、ペリー・ファレル、ジェイコブ・ディランらがいた。ショーの売り上げは全額、ヤング・オーディエンス・ニューヨーク、リトル・キッズ・ロック、チャーチ・ストリート・スクール・オブ・ミュージック、ザ・センター・フォー・アーツ・エデュケーション、ザ・アメリカン・シンフォニー・オーケストラ、グラミー・イン・ザ・スクールズに寄付される。

ボウイ逝去を受けて、スタイプを始め、ピクシーズ、キャット・パワー、マムフォード&サンズ、ザ・フラミンゴ・リップス、ブロンディら、さらに多くのアーティストがイヴェントへの参加を表明、チケットの人気過熱により4月1日にもデヴィッド・ボウイ追悼コンサートがラジオシティ・ミュージックホールにて追加されたのだった。スタイプはカーネギー・ホールとラジオシティ・ミュージックホールの両方に出演。4月1日のイヴェントは寄付金を支払った利用者向けにMusicOfDavidBowie.comでストリーミング生中継された。

「デヴィッド・ボウイの予期せぬ悲報により、このトリビュート・コンサートは追悼コンサートとして開催されることになった」と主催者は公式サイトに記している。「このコンサート・シリーズにはこれまで数々のサプライズ出演や受賞者によるパフォーマンスが行われてきたが、今回はデヴィッドの友人や仲間、ファンたちが彼の音楽を称え、追悼するものになるだろう。今回の一報には痛惜の念に堪えない。チケットの一般販売開始は奇妙なタイミングとなったが、コンサートにはさらにさまざまな気持ちが交差することになるであろう。デヴィッド、安らかに。そして神のご加護を」

スタイプの『世界を売った男』の番組での演奏の前週には、番組ホストのジミー・ファロンがコールドプレイのクリス・マーティンと、ボウイの『火星の生活』を演奏していた。
Translation by Kuniaki Takahashi

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