パール・ジャム、反LGBT法抗議でノースカロライナ公演を中止する直筆声明文を発表




パール・ジャムの直筆声明文の全文は以下の通り。






熟慮を重ねた結果、4月20日のノースカロライナ州ローリーでの公演を中止せざるを得なくなり、とても残念です。





チケットを持っているみなさんを悲しませることになるでしょう。僕たちも同じように、この状況に失望しています。





最近成立したHB2法は、特定のアメリカ国民に対する差別を奨励する、卑劣な法律です。実際に考えられる影響は広範囲に及び、基本的人権に深刻な悪影響を与えることになります。僕たちはアメリカが、恋愛対象が原因でサービスを断られたり、ありのままの自分をさらけ出すことで職を失う人が、誰一人としていない場所であってほしいのです。





この理由で、他のアーティストや企業と共に、偏見に対して立ち上がらなければならなくなりました。僕たちはHB2法に反対し、受け入れがたい現在の状況を修復する取り組みを行う、ノースカロライナ州の人々に協力します。





また僕たちは地元団体と話をして、この問題の解決を促進するために、資金を援助することにしました。





今は希望を持ちながら様子を見て、戻ってこれる日を待つことにします。





お祝いという形になるかもしれませんね。





みなさんの理解に深い感謝を込めて。





パール・ジャム






パール・ジャム直筆声明文:「最近成立したHB2法は、特定のアメリカ国民に対する差別を奨励する、卑劣な法律です」

Translation by Miori Aien

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