プリンス、57歳で逝去:ペイズリー・パーク・スタジオのエレベーターにて発見

Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images

伝説的かつ革新的なミュージシャンであり、俳優のプリンスが57歳で逝去した。プリンスの代理人が、AP通信にこの事実を認めている。

プリンスの死を受けて、ミネソタ州のカーバー郡保安官事務所は次の報告書を発表している。「カーバー郡保安官のジム・オルソンは、2016年4月21日午前9時43分に、副保安官がチャナッセンのペイズリー・パーク・スタジオからの緊急通報を受けたことを報告しています。副保安官と医療スタッフは現場のエレベーターの中で、意識のない男性を発見しました。第一発見者は心肺蘇生法を施しましたが、男性の意識が戻ることはありませんでした。そして午前10時7分に男性の死亡が確認されました」

「カーバー郡保安官事務所は、ヘネピン郡保安官事務所と米中西部管轄の検視官と協力し、引き続き調査を進めていきます」

1週間前の4月15日には、コンサートを終えたプリンスが乗った自家用機が、イリノイ州モリーンの空港に緊急着陸し、プリンスが病院に搬送されるということがあった。搬送理由は、脱水症とインフルエンザが完治していなかったためだと伝えられていた。プリンスは病院で3時間ほど治療を受けた後、ミネアポリスの自宅で静養していた。また米TMZは、インフルエンザが原因で、ピアノ&ア・マイクロフォン・ツアーの4月初旬のいくつかの日程がキャンセルされたことを取り上げていた。


プリンスは78年のデビューアルバム以来、およそ40年にわたって、その芸術性と個性で多くの人を魅了してきた。プリンスのようにポップ、ロック、R&B、ファンク、ソウル、その他考えられる限り全ての音楽ジャンルを定義、再定義してきたアーティストはいないだろう。このレジェンドの若すぎる死に、世界中で悲しみの声が響いてる。

〜「プリンスという生き方」へ続く〜






Translation by Miori Aien

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