第8位 『ダーリン・ニッキー』
プリンスが魅了される、性に奔放な女性たちの物語の中でも、ニッキーとの出会いの物語以上に引き付けられるものはない。『ダーリン・ニッキー』で、プリンスは『セックスマニア』との出会いを詳しく説明している。彼女とはホテルのロビーで知り合い、プリンスは『おもちゃ』で溢れた彼女の城に連れて行かれる。そして関係を結ぶ前に契約書に署名しなければならない。このエロティックな物語、そしてそれを一切隠そうとしない歌詞で、アルバムにはペアレンタル・アドバイザリーのステッカーが貼られることになった。
第7位『KISS』
『KISS』で、プリンスは最盛期を迎えた。よりエロティックなプリンスの本質に柔らかさが混ぜられ、彼は恋人のキス以外は何も望まない。恋人の富や容姿は重要ではないという。ザ・レヴォリューションのウェンディ・メルヴォインがじゃらじゃらとかき鳴らすギターリフの上に築かれるプリンスのファルセットが、歌詞の説得力を高めている。
