ロバート・デ・ニーロ、反LGBT法に関して言及:「闘いはこれからも続く」

第27回GLAADメディア・アワードでデ・ニーロとマライア・キャリーが功績を認められた(Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images for GLAAD)

ロバート・デ・ニーロ、マライア・キャリーらが、2016年のGLAADメディア・アワードを受賞

世界をリードするメディア・モニタリング団体、GLAAD(中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟)は、第27回メディア・アワードを5月14日に開催した。LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)の権利を狭めると物議を醸している下院法案第2号がノースカロライナ州で可決されたことにより、今年のセレモニーはより重要な意味を持った。
 
「ノースカロライナの州法のような弾圧的な法律があることを忘れないでください」今回エクセレンス・イン・メディア賞に輝いたロバート・デ・ニーロはこう述べている「これからも闘いは続きます。私たちは全ての権利を守るために、厳しい目を持って果敢に行動しなければなりません」また、アライ賞を受賞したマライア・キャリーは、結婚の平等を称えた。他にも、ジェニファー・ローレンス、アジズ・アンサリ、ケイトリン・ジェンナー、ダイアン・ソイヤー、コニー・ブリットンなどが支持を表明している。

今年の授賞式は、ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』で注目されたラバーン・コックスがホストを務めた。コックスは、FOXテレビが製作する『ロッキー・ホラー・ショー』のリメイク版『Dr. Frank-N-Furter』にも出演する予定だ。

Translation by Kise Imai

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