ゲーム理論で読み解くドナルド・トランプの戦略

MICHAEL WOLRAICH | 2016/05/31 18:00

| 研究者たちが、ドナルド・トランプが得意とするカウンターパンチ戦略をゲーム理論により分析した。 |

ヒラリー・クリントンは、わずか4行のコンピュータ・プログラムと同等の低レベルな対立候補と大統領選を争うことになる。

ドナルド・トランプは自分の交渉力の高さをよくひけらかすが、本物のタフ・ネゴシエーターからすると、彼など赤子の手をひねるように簡単に打ち負かせる相手である。トランプから見ると人間は2種類に分けられる:『ドナルドに対して好意的な人間』と、『彼に反発する人間』である。トランプは自分におべっかを使う人間は囲い込み、彼を批判する人間に対しては報復攻撃を行う。トランプ自身も、以前CNNのインタビューで「私はカウンター・パンチャーである」と述べている。

トランプに気に入られたければ、彼を持ち上げればよい。ロシア大統領のウラジーミル・プーチンは2015年12月、トランプを称える発言をした。以来、トランプはプーチンからのお世辞を自慢の種にしている。また、トランプをキレさせたければ、彼をただ罵ればよい。2016年5月初旬、エリザベス・ウォーレン上院議員がトランプを『ガキ大将の負け犬』と呼んだことをきっかけにトランプは、SNS上で自分の対立候補でもない相手と大統領候補らしからぬ応酬を繰り広げた。
Translation by Smokva Tokyo

RECOMMENDED

おすすめの記事