村上淳が語る、ブーツ作りにかける想い

By RollingStone Japan 編集部 2016/06月号 P102〜103 |
今はまだ1章。2章、3章を飛ばすとうまくいかない。それは映画と同じかな(Photography by Yusuke Yamatani)
ローリングストーン日本版 2016年6月号 
RS Life Style 物作りの原点:村上淳


ムラジュンこと村上 淳。僕らが知る俳優という顔のほかに、実はブーツブランドのデザイナーという別の顔を持っている。ブランドの名は、メイド・イン・GM・ジャパン。仙台に拠点を置くパートナー、村上久典と二人三脚でブーツを作っている。そのアトリエを訪れ、奇しくも姓を同じくする二人に物作りについて語ってもらった。

「僕はもともとシャンティというアパレルを手掛けていたんです。俳優やモデルのほかDJもやっていた20代、新たなアウトプットとして服作りがすごく面白く思えて。ただ時が経つにつれて類似ブランドが増え、自分のやる意味が相対的に薄れてモチベーションが下がってしまった。そんな時、自分が作ることの意味=『個』を出せるんじゃないかと思ったのがブーツ。ウエスコ、レッド・ウィング、チペワの3強があるなか、『こんなブーツないよな』っていう、個が際立つ『スペース』を見つけた。ちょっとした違いなんですが、面白いものが作れるという確信はありました」(淳)

そうして2008年、シャンティの服作りにも携わった盟友である村上久典と、ゼロからの靴作りを始める。


サンプルは、久典がヴィンテージミシンで仕上げる。サードまで作ることも。(Photography by Yusuke Yamatani)
Interview & Direction by Tadashi Mochizuki / Text by Masashi Takamura / Edit by Hiroshi Kagiyama

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