コマーフォード:バンドの5回目のライヴは、サンルイスオビスポの大学でパブリック・エナミーとやったんだっけな。『Renegades(レネゲイズ)』に入ってるサイプレス・ヒルの『How Could I Just Kill a Man(ハウ・クッド・アイ・ジャスト・キル・ア・マン)』をカヴァーしたんだ。サイプレス・ヒルのファースト・アルバムと『It Takes a Nation of Millions to Hold Us Back(イット・テイクス・ア・ネイション・オブ・ミリオンズ・トゥ・ホールド・アス・バック)』の2枚から、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンはヒップホップの影響を最も受けたんだ。
B-リアル:友達にレイジのライヴに連れて行かれたんだ。彼女にクラブ・ウィズ・ノー・ネームって名前の場所に連れて行かれた。音楽を聴いた時、マジでたまげたよ。ステージの近くでファンとモッシュしてたら、俺に気づいたバンドが俺をステージに上げて、後でアルバム『Black Sunday(ブラック・サンデー)』の『Hand on the Glock(ハンド・オン・ザ・グロック)』になった曲を一緒にやった。友達になって、俺たち初の大規模ツアーは彼らとまわった。俺にとって彼らは、現在世代のブラック・サバスとかレッド・ツェッペリンなんだ。あの頃はヒップホップしか聴いてなかったんだけど、俺はロックファンからスタートしてる。俺の中に眠ってたあのスピリットを、彼らがよみがえらせてくれた。