"プロフェッツ・オブ・レイジ"結成の内幕に迫る:「俺たちは革命的な特別部隊」

レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン活動休止

2000年に解散したレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは、7年後に再結成すると、フェスティバルで復活ステージを行った。しかし、新曲のレコーディングは一切行われなかった。バンドは2011年夏以来、ステージに立っていない。

モレロ:どこに行っても「君たち、何をするんだ?」って聞かれる。自分たちのために戦う音楽が世に送り出されていないから、みんな歯がゆいんだろうね。妥協や謝罪のない音楽がね。

ウィルク:レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンは俺の初めてのバンド。いつまでもバンドを愛すし、バンドは俺にとって 特別な場所であり続けるさ。でもね、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンが自分たちにとって何を意味するかってことに違う考えを持つ4人の男のバンドで しょ。俺はいつまでもバンドに関わっていたいって、大体の場合で思ってる。だから、俺たち4人が一緒になって何かやろうってなったら、いつでも歓迎だね。 そういうことだったら、いつも良い気分になる。俺たちが何もしないってことに、イライラしたことがあるかって?もちろん。でも今は違う。


92年頃のレイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(Sony Music Archive/Getty Images/Mark Baker)

コマーフォード:解散するわけじゃない。俺ら流で物事を進めてるだけ。俺たちはキャリアを通して、他の人から頼まれたことをやったことはない。みんなが作って欲しいっていうアルバムを作ったことはない。周りが守って欲しいって言うルールに従ったこともない。で、25年経った今も俺たちは、こうしてまだバンドをやってる。これに意味があるってことは明らかでしょ。それから、もし俺たちがまたライヴをしたり、新曲を作ったり、何かすることがあったら、かなり重大なことだよな。この25年の間に出てきたバンドを、たくさん見てきた。レコード会社とか権力者の指示をなんでも聞いて、アルバムを何百万枚も売り上げてきたバンドね。でも今はどこにいるんだ?みんな消えたでしょ。

Translation by Miori Aien

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