ビヨンセ、問題作『ソーリー』のMVが公開:セリーナ・ウィリアムズも出演

話題沸騰のモノクロMVを『レモネード』からシングル・カット

ヴィジュアル・アルバム『レモネード』からシングル・カットされた『ソーリー』のMVで、ビヨンセとセリーナ・ウィリアムズが恋の痛手を踊って吹き飛ばす。

ビヨンセが、最新アルバム『レモネード』からのシングル・カット『ソーリー』のオフィシャルMVをリリースした。このMVは、ヴィジュアル・アルバムから公式にカットされたもので、夫のジェイ・Zが運営する音楽配信サービス"Tidal(タイダル)"とHBOテレビでフル・バージョンが限定公開されている。

"Apathy(無関心)"というタイトルとともに、モノクロのMVは始まる。トライバル(民族的)なメイクを施した女性たちがバスの中で揺れ動く中、ビヨンセは詩を朗読する。彼女を見くびっていた恋人が、心を打ち砕かれた彼女がいなくなってどうするか想像する前に、「それで、私の葬式で何て言うつもり? 私を殺したのはあなたよ」とビヨンセは口にする。そして、曲に入る前に、「灰は灰に、塵は浮気相手たちに」と呟いて詩を締めくくる。

南部の大邸宅の中をさまよい歩くセリーナ・ウィリアムズが、大きな椅子に座したビヨンセの周りでなまめかしく踊る映像に、バスの中で歌うビヨンセの映像が挿入される。そして、バスの前で踊るビヨンセが、あのショッキングなセリフ「サラサラヘアのベッキーに電話したら?」を口にして、ビデオは終わる。

Translation by Naoko Nozawa

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