ザ・ストロークスの新作、ミステリアスな『Threat Of Joy』のMVを見る

ザ・ストロークスの『Threat Of Joy』のMVが公開。この曲は、すでにリリースされているEP『フューチャー・プレゼント・パスト』に収録されている。

ザ・ストロークスの新しいMVは、マスクを付けた男たちによる強奪や陰謀が含まれる奇妙なクリップ。

ザ・ストロークスの新しいビデオ・クリップ、『Threat Of Joy』はフェイントで始まる。劇中劇なのだ。バンドはミュージック・ビデオを撮ろうとするのだが、謎の組織が現れて監督を拉致し、フィルム・リールが消える。

映像が失われたことを説明するキャプションが表示され、クリップの残りへと続いてゆく。バンドがカジュアルな雰囲気で『Threat Of Joy』を演奏していると、フル装備のSWATチームのメンバーが部屋をくまなく捜索する。"出口なし"のネオン・サイン。その陰謀の裏にいる豚のフェイス・マスクを被った男たちの一団。その中のひとりが"ウォール・ストリート。金を儲けるのは俺たちで、お前らは何もするな"というメッセージの横に立っているのが一瞬映しだされる。

ストロークスは、その間淡々と演奏している。「僕のところに来たモノは頂いちゃうよ」とヴォーカルのジュリアン・カサブランカスが歌う。「くれるモノは何でももらうよ」。

『Threat Of Joy』は、ストロークスのEP『フューチャー・プレゼント・パスト』に収録されている(映像を奪われた曲、『Oblivius』も収録されている)。EP『フューチャー・プレゼント・パスト』は6月3日に発売されている。

Translation by Kise Imai

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