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デッド&カンパニー:サマー・ツアーの初日バックステージ密着

Gavin Edwards | 2016/07/24 13:00

| PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone |

ノースカロライナ州シャーロットで行われたショーでのボブ・ウィアー、ジョン・メイヤー、ミッキー・ハート、ビル・クロイツマンとその友人たちの舞台裏を密着。

グレイトフル・デッドが『フェア・ジー・ウェル』と銘打った2015年7月の大規模なショーは、バンドのメンバーの『フェアウェル』を意味したのではなかった。「俺みたいな奴がこの音楽全体から身を引けるわけがないのに、何でそういう話になったのかさっぱり分からない」とギタリストのボブ・ウィアーはローリングストーン誌に語っている。グレイトフル・デッドの最新の生まれ変わり、デッド&カンパニーは、6月10日、7週間にわたるツアーをノースカロライナ州シャーロットのPNCミュージック・パビリオンでキック・オフした。バンドは、3人のグレイトフル・デッドの同窓生(ウィアー、ミッキー・ハート、ビル・クロイツマン)と、その仲間の旅人3人(ジョン・メイヤー、オテイル・バーブリッジ、ジェフ・キメンティ)で結成された。

本誌は2016年の初のショーに向けて準備を整えるバンドの目撃者となった。ミュージシャンたちは、ショーの前の数時間をそれぞれ個室の楽屋で過ごすことがほとんどだったが、夏の陽が沈む頃に彼らが集まってステージに向けて歩きだしたとき、彼らは自分たちの新たな、長く不思議な旅の行程に明らかに興奮していた。

「気分一新さ」とドラマーのビル・クロイツマンは言う。「とてもよく知っている音楽が延長されてね」。


ウォームアップ中のジョン・メイヤー(PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone)

楽屋のジョン・メイヤー。『JM BRIM HATS(ジョン・メイヤーのツバ付き帽子)』とラベルの貼られたフライト・ケースが複数置かれている。ウォーミング・アップをしながら彼は言う。「学生に戻った気分だ」。デッドの膨大な過去の楽曲をプレイするのは困難が伴う。彼が言うには、ショーの後、時々心の中でつぶやいて自分で自分を叱るのだそうだ。ひとつひとつの間違いに対して。大事なところで失敗したことに対して。彼は明るく自分の準備をボクシングの試合のためのトレーニングに例える。「腕を持ち上げていないと、頭にパンチを喰らうだろ」


ギターの手入れをするボブ・ウィアー(PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone)

サウンドチェックの後、ボブ・ウィアーは、『112』と書かれたテープが背面に貼ってあるオレンジとブロンズに彩られた珍しいパーカー・フライ・ギターの手入れを行った。彼は少し前に間そのギターを手に入れたのだが、軽量ボディで、MIDIインターフェイスがあるため、もっと使ってみようと考えたようだ。彼はギター職人のAJ・サンテラに頼んで、アクションを調整し弦を指板に近づけてもらった。「個性が出てきたね。そう思うよ」とウィアーはそのギターに満足そうに言った。「ツアーを重ねて、どんな音に変わるか楽しみだ」。
Translation by Kise Imai

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