デッド&カンパニー:サマー・ツアーの初日バックステージ密着


ジョン・メイヤーが見せるボブ・ウィアーっぽい紫のポロ(PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone)



ジョン・メイヤーは紫のポロシャツを広げて、ボブ・ウィアーの80年代のステージ衣装のトリビュートだと言う。「ねぇミッキー、ボブがどんな風に紫のポロを着ていたか覚えているかい?」と彼はハートに冗談を言う。「切りっぱなしのデニムのショーツを履かせるだけで、俺たちは昔に戻れるぜ」「ボブは、そんなのいったいどこにとってあるんだ?」とドラマーは考え込んだ。「パンツの下だな」とメイヤーが決めつけた。


デッド&カンパニー、ショータイム直前の最後のミーティング(PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone)



ショー開始15分前、デッド&カンパニーのメンバーたちは会場への通路の中程に集まった。「通路にいることに人生を費やすんだ」とバーブリッジが冗談を飛ばす。サンダルとウエスト・ポーチ姿のウィアーは、ロックする準備ができていた。「キマってて気分の良い日ばかりじゃないよな」




セルフィーを撮るジョン・メイヤー(PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone)

ギタリストのジョン・メイヤーはデッドをテーマにしたセルフィーを撮った。バンドへの参加を楽しみにしていた彼は言った。「グレイトフル・デッド航空での旅を楽しみにしてるみたいにね」。


デッド&カンパニー、ステージへ(PHOTO: Josh Goleman for Rolling Stone)

バンドはゆっくりとステージにあがり、『ミュージック・ネヴァー・ストップト』、『コールド・レイン・アンド・スノー』、そして『フレンド・オブ・ザ・デヴィル』でショーの幕を開けた。夕陽が聴衆の背後に沈む。ステージ開始の直前、メイヤーはバンドの音楽が夏を思い起こさせ、夏がバンドを思い起こさせることについて、どんな風に考えているかをウィアーに話した。彼は笑顔で、「これが自分の居たい場所なんだ」と。



Translation by Kise Imai

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