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映画『ロスト・バケーション』:美人サーファーとサメの死闘

Peter Travers | 2016/07/23 10:00

| ブレイク・ライブリー、映画『ロスト・バケーション』で(サメだらけの)窮地に立たされる。 |


ビーチに戻ると、ライブリーのスタント・パーソンがハングテンで、恐ろしいサメが潜む大きな波に乗っている。そこには、ナンシーとサメしかいない。あらかじめ、やたらに説明的な男たちが、200ヤード沖合に引き潮の時にしか見えない岩場があると彼女に話していた。ナンシーは、サメから逃れるためにその岩を使うのか? スタジオは、こんな荒唐無稽な映画のチケットに高い金を払わせ続けるのか?

映画の続きでは、ナンシーとサメの死闘が描かれる。医学の知識を活かし、我らがヒロインはウェットスーツを止血帯にしたり、ネックレスを使って噛まれた跡を縫合したりする。救助を待つナンシーは、傷ついたカモメに亡き母の姿を重ね合わせ、心情を吐露する(サメは学校を辞めるなという警告なのかな)。何もかもが馬鹿げている。しかし、コレット=セラとライブリーは容赦なくB級映画のテンションで私たちをとりこにする。そして、私たちはまんまと食いつく。



ロスト・バケーション
★★1/2

主演:ブレイク・ライブリー / 監督:ジャウマ・コレット=セラ
2016年7月23日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
http://www.lostvacation.jp/splash/
Translation by Naoko Nozawa

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