オジー&ジャックのオズボーン親子、世界を巡る新番組がスタート:「これはお笑いさ」

「オジーがアラモへ行くという情報がマスコミに漏れて各メディアで報道されたことを、親父は嫌がっていたよ。30年前、人々は合法的に親父を抹殺したがっていた。そんなこともあって、今回アラモの砦に集まった人々を見て、親父は本気でビビってた。袋叩きに遭うんじゃないかってね」。

「集まった奴らが騒ぎ出して、本当に恐ろしくなったよ」とオジーは振り返った。

「集まったのはオジーのファンだったんじゃないか?」とジャックは言う。

群衆をどうにかやり過ごした後は、特に問題は起きなかった。砦の中でオジーたちはひと息つき、砦を改装した博物館でデヴィー・クロケットの遺品に感動し、番組のための撮影を済ませた。撮影完了後はスタッフがオジーたちを裏から密かに脱出させた。

テキサスでは他にNASAも訪れ、月面探査車を運転して立ち往生したり、宇宙服を試したりした。管制室を見てオジーは「テレビだと広く見えるが、実際はそんなでもないな」と感想を漏らしている。

さらに宇宙服に関しては「お世辞にも快適とは言えないな。俺はあんなのを着て歩き回れない。それにあの下着・・あれはまるででっかいブルマーだ」。

ジャックが続けた。「宇宙服はまるでウェットスーツみたいだった。宇宙飛行士が背負っているのは冷却ユニットで、何か冷たい水のようなものが宇宙服の中を回って冷やすんだけど、体は濡れない。下に着ているオーバーオールはパタゴニア(訳注:アウトドア製品のメーカー)製だったんだ。へぇって思ったよ。パタゴニアは年間4着の宇宙用オーバーオールを作っているんだなって」。

「俺は宇宙服は問題なかったけれど、ヘルメットを脱ぐ時は"勘弁してくれ"って思ったよ。頭ごと取れそうだったんだ」。

Translation by Smokva Tokyo

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