映画『ジャングル・ブック』:オールスター・キャストとCGで鮮やかに蘇る冒険映画の古典

Peter Travers | 2016/08/09 16:00

| (C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. |



 『ジャングル・ブック』は、馬鹿馬鹿しさやお涙頂戴の感傷の泥沼にはまることなく、ハッピー・エンディングに向けて蛇行する。ファヴローは、あたたかいユーモアをストーリーに与え、笑いや涙を誘う。セディの自然な演技が映画の中で躍動する。題材に対するファヴローのアプローチにシニカルなところはまったくない。彼も私たちと同じように楽しんでいるのが伝わってくる。ジャングルから遠く離れたロサンゼルスのダウンタウンにあるビルで、ファヴローとVFXチームは、ジェームズ・キャメロンの『アバター』やアン・リーの『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』と肩を並べるファンタジーの世界を作り上げた。ファヴローの『ジャングル・ブック』は、最近の映画では珍しいもので私たちを包み込む――それは、不思議な感動だ。



『ジャングル・ブック』
★★★ 1/2
監督/ジョン・ファブロー
出演/ニール・セディ、ベン・キングズレー、ビル・マーレイ、ルピタ・ニョンゴ、イドリス・エルバ、スカーレット・ヨハンソン、ジャンカルロ・エスポジート、クリストファー・ウォーケン
8月11日より全国ロードショー
http://www.disney.co.jp/movie/junglebook.html
Translation by Naoko Nozawa

RECOMMENDED

おすすめの記事