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バーチャル・リアリティ(VR)を使った性教育は、ポルノ業界にどのような変革をもたらすか?

John Gaudiosi | 2016/08/12 18:30

| ポルノサイトBaDoink VRが提供する『バーチャル・セクソロジー』サービスの人気女優オーガスト・エイムズは、この新しいビデオのポルノにおける女性の可能性を広げる方法を気に入っている。(photo by Lindsey Byrnes for Rolling Stone) |


『セックス・エデュテインメント』のゲームに参加する前に、バーチャル・セクソロジーをプロデュースするBaDoink VRのCEOトッド・グライダーは、それぞれが15分から25分続く80を超える"昔ながらの"セックスシーンを180度動画で撮影したと語った。

VRと性教育を組み合わせるというアイデアは、昨年10月にBaDoink VRの本社のあるバルセロナオフィスでの会議中に生まれた。

グライダーは「この新しいモバイルVR市場で、我が社が取り組むことができることは何なのかを議論していました」と語り、続けて「VRが没入できる性質を持っていることで、私たちは多くの人が性に対して抱えている多種多様な悩みを活用することができました。私たちはセックス・セラピストではありませんが、アダルト・エンターテイメントの撮影については知っています。だから、このプログラムを作り上げるにふさわしいセックス・セラピストに協力してもらったのです」と話した。

バーチャル・セクソロジーを開発するにあたり、グライダーはヒューマン・セクシュアリティの教授であり、結婚と家族に関するセラピストで、カリフォルニア州・サンフランシスコの単科大学Institute for the Advanced Study of Human Sexualityでヒューマン・セクシュアリティの博士号を取得したエルナンド・チャベスを見つけ出した。


VRポルノを監督するエルナンド・チャベス (photo by Lindsey Byrnes for Rolling Stone)

チャベスはVRをセックス・セラピーの媒介として使用することを、特にこれまで現実世界でセックス・セラピーを試したことの無い多くの人々にとって、非常に有益なことだと確信している。

「人々がポルノを使う目的のひとつは、性的な自分を表現することです」とチャベスは語り、「性教育は、恋愛関係の質を向上するために役立つことができるのです」と続けた。

チャベスは、バーチャル・セクソロジーの中に早漏やパフォーマンス不安といった、マスターズとジョンソンの研究の中でも人気があり、長い間使われているテクニックを組み込んだ。

さらにチャベスは、一部の人々にとって性的な興奮の高まりは恐怖感や自己不信を引き起こす原因となることから、ユーザーがセックスの間に落ち着いてリラックスした状態を保てるように、呼吸法と集中して取り組むためのテクニックを組み入れている。そしてこれらは射精の抑制を強める影響にも関係しているため、セックスを長持ちさせて、オーガズムと射精を独立させることができる。そしてもちろん、これらの性教育の全ては裸のポルノスターから得るものだ。

「バーチャル・セクソロジーはこれらの物事を性的に描写しているので、人々は快楽と性的な興奮を手に入れると同時に、物事を学ぶこともできるのです」とチャベスは語った。
Translation by Yuka Ueki

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