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バーチャル・リアリティ(VR)を使った性教育は、ポルノ業界にどのような変革をもたらすか?

John Gaudiosi | 2016/08/12 18:30

| ポルノサイトBaDoink VRが提供する『バーチャル・セクソロジー』サービスの人気女優オーガスト・エイムズは、この新しいビデオのポルノにおける女性の可能性を広げる方法を気に入っている。(photo by Lindsey Byrnes for Rolling Stone) |


VRをポルノに導入することにより期待できる別の利点は、女性がビデオの中で果たす役割を変化させることができることだ。

エルナンデスは、ポルノに出演する女性には行為の主体性がないと誤解されていると語るが、VRにおいて、ユーザーは活発で異なる位置で自己主張する女性たちに会うことになる。

「女性がリードして、コントロールする。そして私たちは、例えばクリトリスを刺激するといったこれらの必要なパーツを(バーチャル・セクソロジーで)ハイライトします」とエルナンデスは語る。さらに「男性のストロークや突き刺すことよりも、女性は体や性体験に多くの重要なポイントを持っています。それこそが、女性が行為の主体性を持ち、コントロールし、快楽を体験する力を持つという強力な考え方なのです」と話した。

エルナンデスが昨年初めてVRポルノを試したとき、彼女はすぐにその親密さに心を奪われたという。

「まさに女性が目の前にいるような感覚でした」とエルナンデスは語り、「外の世界をシャットアウトし、このシーンに入り込むことができます。それは、より個人的な体験です」と続けた。

エイムズは、この力の全てのコントロールもまた、女性の手中に置かれると語った。

「VRの世界では、男性は基本的には動かずに女性が全てをやってくれます」とエイムズは言う。彼女は続けて「私はセックスの主導権を握るのがとても好きです。昔ながらの男性が私に手荒な扱いをするシーンは好みではありません。もし男性がVRの画面の中にいたとしたら、それは視聴者にとって個人的な体験にならないでしょう。だから、男性役を演じるのはVRを見ている視聴者であるべきなのです」と話した。

BaDoinkVRの対象者はまだ圧倒的に男性が多く、同社のサービスの加入者の多くは熱中できなくなるという理由から、男優の話し声や腕が見えることすら良く思わないという。彼女は男優に、ゆっくりと呼吸し、話をせず、ただそこに横たわるように指示する。

「私たちは、女性よりも男性の力に左右される状況で2人の人間がセックスをするという、昔ながらのポルノからのダイナミックな変化を見てきました」とエルナンデスは話す。そして「女性がシーン全体の主導権を握り、騎乗位から背面騎乗位、あるいは手淫からフェラチオなど全ての行為の切り替えをする必要があります」と続けた。
Translation by Yuka Ueki

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