Rolling Stone

  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram

バーチャル・リアリティ(VR)を使った性教育は、ポルノ業界にどのような変革をもたらすか?

John Gaudiosi | 2016/08/12 18:30

| ポルノサイトBaDoink VRが提供する『バーチャル・セクソロジー』サービスの人気女優オーガスト・エイムズは、この新しいビデオのポルノにおける女性の可能性を広げる方法を気に入っている。(photo by Lindsey Byrnes for Rolling Stone) |


グライダーは、もしバーチャル・セクソロジーが観衆とつながっているとしたら、これは新しい展開の始まりに過ぎず、男性の視点を超えて拡大していくだろうと考えている。

「この初めのセックス・セラピー・ビデオは、男女両方のためのテクニックを持っていますが、私たちは女性が体を見てVRを利用するように、女性からの視点に配置を入れ替えたいと思っているんです」とグライダーは語った。

キールーはすでにパールという女性の為のインタラクティブ・バイブレーターをリリースしているが、現状は双方向ブルートゥース・コミュニケーションのためにプログラムされているだけで、VRビデオとの統合の準備はできていないとグライダーは語る。しかし、現在キールーはその機能を開発中だ。将来的には女性もVRで目にした体験から、挿入感を得られることになる。


photo by Lindsey Byrnes for Rolling Stone

そしてBaDoinkVRまた、VRに多くのリソースを投資している。オキュラス・タッチはプレイステーション・VRと並んで今年の秋に発売され、HTCのヴァイヴはすでに手の動きを認識するハンドコントローラーをサポートしている。没入感を増大させることが重要な鍵となると、エルナンデスは語る。

「多分私たちは、もっと振動や触れた感じなどについてユーザーと交流し、このモデルがユーザーを満足させる方法を見つける必要があります」とエルナンデスは語る。そして続けて「もしもこのモデルが別のやり方で反応するとしたら、より興味深いものになるでしょう。例えばホットスポットを触れたときに、彼女がユーザーの触れた場所に基づいて特定の反応をするプログラムを技術チームが考え出すことができたとしたら、それは多くの人々の興味を得ることができます」と話した。

グライダーは、バーチャル・セクソロジーは正に氷山の一角だと語る。

「このドアを開け、大衆の想像力を捕らえることができれば、私たちは無数の性的な問題や障害を掘り下げることができます」とグライダーは語る。続けて「セックスへの恐怖や勃起不全のような物事のためにプログラムし、そして素晴らしい方法でこれらの多くの物事に触れることができるのです」とコメントした。

グライダーは社会がはるかにオープンになり、ポルノについても"エンターテイメントの別の形をしたもの"として受け入れられるようになることを期待している。その一方で、多くの人々がマスターズとジョンソンが1960年代当時に発見したのと同じような性的な問題を解決しようとしている。"より良いセックスをするにはどうすればよいか"─ VRは非常に古くからある問題に対し、極めて近代的な解決策で人々の扉を開こうとしている。
Translation by Yuka Ueki

RECOMMENDED

おすすめの記事