リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンドの名曲『ザ・ウェイト』を聴く

By ANDY GREENE
Photo by Ron Galella/WireImage
1989年の夏、リンゴ・スターはリヴォン・ヘルム、リック・ダンコ、クラレンス・クレモンズ、ドクター・ジョン、ニルス・ロフグレン、そしてビリー・プレストンとともにツアーを行った。

1989年夏、リンゴ・スターはザ・ビートルズ時代以来、初めてのツアーを行った。リンゴは、クラシック・ロックのほぼ半分の曲を携えてツアーに出ることを決め、バックバンドをオールスター・バンドと命名し、ビリー・プレストン、ドクター・ジョン、ジョー・ウォルシュ、リヴォン・ヘルム、ジム・ケルトナー、リック・ダンコ、ニルス・ロフグレン、クラレンス・クレモンズをフィーチャーした。セットリストは、ビートルズの有名曲やリンゴの曲、バンドメンバーから提案のあったたくさんのヒット曲の間を行ったり来たり。毎晩奇妙な振り幅のある選曲だったが、エンターテイメント性は極めて高かった。

ライブに最高の瞬間が訪れたのは、リヴォン・ヘルムとリック・ダンコがザ・バンドの曲を演奏した時、特にガース・ハドソンがアコーディオンを提げてゲスト出演した回だった。つまり、当時のザ・バンドメンバー全員が一堂に会した時だ。1989年9月4日、ロサンゼルスのグリーク・シアターでプロの撮影班が全てを撮っていた。オールスター・バンドは『ザ・ウェイト』を演奏した。"クレイジー・チェスター"が登場するバースはアルバム同様にダンコが歌ったが、元々リヴォン・ヘルムが歌っていた3バース目はドクター・ジョンが担当した。クラレンス・クレモンズのサックスソロや3人のドラマー、2人のキーボ―ディストはこの曲には不要だと思う人もいるかもしれないが、居て悪いということは決してない。

Translation by Cho Satoko

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