『GANTZ』原作者・奥 浩哉が衝撃を受けたマンガ&アニメ5選

By Keiichiro Oshima
(C)奥浩哉/集英社・「GANTZ:O」製作委員会
映画『GANTZ:O ガンツ:オー』に対し、「まだ誰も観たことがない」世界だと思わず洩らした奥 浩哉氏。自身の作品で常に読者に衝撃を与えたいと語る奥氏だが、ではいったい彼自身は、どんな作品に衝撃を受けてきたのだろうか。思い入れの深い5作品を挙げてもらった。


『GANTZ』原作者・奥 浩哉が衝撃を受けたマンガ&アニメ5選


マンガ『バンパイヤ』手塚治虫(1966〜1967年)

この作品では、手塚治虫先生本人が出てきて大活躍をするんですよ。もともと僕はマンガ家になろうなんて思っていなかったんです。でも、これを読んで、マンガ家はこうやって自分を出して大活躍させることができる、なんていい職業なんだろうと思って。次の日からは、どうやってマンガ家になろうかってことばかり考えてました。僕が"マンガ家になる"って決めた一作ですね。


マンガ『ドラえもん』藤子・F・不二雄(1969〜1996年)

DVD『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』
発売中 3,800円(税抜)
小学館(発売)
ポニーキャニオン(販売)
(C) 藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK 2016

たぶんSFで考え得る奇想天外なアイデアや、定番のアイデアは全部ドラえもんの中に入ってるんじゃないですかね。それぐらい、アイデアがいっぱい詰まっていて、"SFってこんな面白いんだ"というカルチャーショックを受けました。タイムスリップという概念が子供の頃にはなかったので、時間を遡ったり、未来に自由に行けたりするのはすごい衝撃的でしたね。


アニメ『あしたのジョー』(1970〜71年)

『あしたのジョー』だけでなく、出崎(出崎 統監督)さんと杉野(杉野昭夫作画監督)さんのコンビの作品は全部好きですね。『エースをねらえ!』も『宝島』も『スペースコブラ』も。僕は格好いい人間が出てくる作品が好きなんです。出崎さんと杉野さんのコンビにはそういう恰好いい人間が描かれている。『あしたのジョー』の矢吹 丈も、『エースをねらえ!』の岡ひろみも、大好きでした。それに、どちらも人間味があるんですよね。だから、作り事なんだけど、作り事じゃなく見える。すごく複雑な内面を持っているような、あんまり単純じゃないキャラクターの格好よさに憧れていましたね。

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