コナー・マクレガー、UFC 205で"歴史を作る"戦いへ:「オレは王冠をとりたい」

By Mike Bohn
(Photo by Brandon Magnus/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images)
「オレはもう一生安泰なんだよ。2試合前に引退してもよかったんだ。今は王冠を増やすことがオレのモチべーションだ」とマクレガーは語った。

2年前、コナー・マクレガーが自分のまっすぐなキャリアプランを次のように宣言したことは有名だ。「参入する。金持ちになる。撤退する」。では、2016年だけでも4,000万ドルを越えるとされる稼ぎを得て、それでもマクレガーが、世界でもっとも肉体的にきつくて危険なスポーツの1つを今でも続けているのはなぜなのだろうか。

それは、計画が変わったからだ、とマクレガーはローリングストーン誌に語った。UFCフェザー級チャンピオンは、すでに金銭面では、自分と家族を今後何世代にもわたって養えるほど確保したと語っている。これからは、スポーツ選手としてできる限り高いレベルに到達すること、そしてMMAや格闘スポーツの世界でこれまで誰もなしえなかったことを達成することがテーマなのだという。

マクレガーはそれすらもすでにかなり達成している。UFCのペイ・パー・ヴュー記録、入場料収入記録は何度も更新した。しかし、米国時間11月12日にニューヨーク市のマジソン・スクエア・ガーデンで開催されるUFC 205はマクレガー(戦績20勝3敗、UFC戦績8勝1敗)にとって、究極の到達地点に達するチャンスを提供となる。ここでエディ・アルヴァレス(戦績28勝4敗、UFC戦績3勝1敗)に勝てば、フェザー級に加えてUFCライト級タイトルも彼の経歴に加わることとなり、UFC史上初めて、2本のベルトを同時に巻く選手になるのである。

「オレはもう一生安泰なんだ。2試合前に引退することもできた。引退していたかもしれなかった」とマクレガーは語っている。「オレは王冠をとりたいんだ。もう1つの王冠を、その歴史をね。歴史の蓄積がある。もちろん、カネはいつでもやる気をかき立ててくれる。格闘技への愛情もある。いろんな要因が働いている。オレは2階級を制覇して、2階級で世界王者になると発言した。口にした以上、オレはやるんだ。それがオレの現状なんだよ」

オーダーメイドのスーツを着て、高価な時計を付け、高級車を乗り回す。マクレガーはカネが全てというイメージを打ち出してはいるが、彼の周囲にいる人たちは、"ザ・ノートリアス"には表の顔だけでない、何層にも重なるいろいろな面があると語っている。
Translation by Tetsuya Takahashi

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