UFCライト級チャンピオン、エディ・アルヴァレスが語る、頂点への苦難の道のり

By Mike Bohn
UFCライト級チャンピオン、エディ・アルヴァレス (Photo by Maddie Meyer/Getty Images)
「UFC史上最高のライト級ファイターとして名を残したい」UFC 205のコナー・マクレガー戦を前にアルヴァレスは語った。

コナー・マクレガーに言わせれば、エディ・アルヴァレスがUFC 205という歴史的舞台のメイン・イヴェントを踏むことができるのは"恵まれている"ということになる。マクレガーの意見では、彼がUFC初の2階級同時制覇という目標を追いかけている時に、アルヴァレスはたまたま、UFCライト級のチャンピオンシップの座に着いていただけのこと、こうした記念碑的チャンスも、アルヴァレスにとってはただの棚ぼただというのである。

プロ格闘技の世界で、タイミングが物事を左右することがあるというのは否定できない。誰と誰が、いつ、どこで戦うのかは、タイミングの問題なのである。キャリアで成功するということはつまり、選手が自分の置かれた状況を最大限に活用すべく、身を処していくということなのだ。アルヴァレスはまさにそうして登り詰めてきたのだが、その道のりにはさまざまな紆余曲折、感情の浮き沈み、そして犠牲を払って一生懸命にやっていることが実を結ぶことがあるのだろうかとの自問自答に満ちていた。

アルヴァレス(MMA戦績28勝4敗、UFC戦績3勝1敗)の場合、UFC 205で勝とうが負けようが、彼が必ずしも華々しくて順調なキャリアをすごしてこなかったことについては異論はないだろう。2016年7月のUFCファイトナイト 90でハファエル・ドス・アンジョスを1ラウンドのテクニカル・ノックアウトに下し、155パウンド級(70.3 kg)のタイトルを獲得したことで、アルヴァレスはとうとう本来の真価を認められたのだが、彼が世界有数のベストファイターとしての地位を固めたのはそれよりずっと前のこと、アルヴァレスは世界の主要団体でトップクラスの試合を続けていたのだ。
Translation by Tetsuya Takahashi

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