AK-69が語る、ニューアルバム「DAWN」:インディペンデント・キングの"新たな夜明け"

By RollingStone Japan 編集部
ニュー・アルバム「DAWN」を発表したAK-69
日本を代表するラッパーAK-69が、USヒップホップの名門レーベルDEF JAMと契約、26歳の若さで急逝した友人への思い、そして新たな"夜明け"を表現したニューアルバム「DAWN」について語った。

"インディペンデント・キング"AK-69。日本を代表するラッパーである彼が、RUN-D.M.C.やBeastie Boys、Nas、JAY-Zなどが綺羅星の如きアーティストが所属したUSヒップホップの名門レーベルDEF JAMと契約を結んだ事が発表されたのは今年4月。1月の自身が代表を務める「Flying B Entertainment Inc」の設立と共に、その2つのニュースは大きな注目をもって迎えられた。

「次なるステージに歩を進める為に必要な動きだったんですよね。もっと自分が音楽に賭ける思いだったり、情熱を形にするには、現状より攻めた姿勢を取るには、リスクを背負ってでも、こういった新たな展開をする必要があったし、そこで生まれる可能性を見つけたかった」

ただ、「インディペンデントとしてリスクを背負う」と一言に言っても、AK-69の置かれている規模は、「ソロで武道館ライヴを開催する人間」という例を一つとっても、その規模はいわゆる「インディーズ」とは桁違いだ。

「自分のこれまでの実績を考えれば、大手の事務所に入っても自分の意見は通すことが出来ると思うし、その方が音楽ビジネスとしても動きやすい事は分かってる。だけど現状、自分の立ち上げた事務所は3人しかいないし、豊洲PITのライヴや、ZEPPツアーでさえ、基本はその3人で動かしたから、自分でも大変すぎてギャグだと思う(笑)。そういう、コネクションもほぼゼロの中で動き始めてるけど、この不利な体勢から勝ち上がったら、そこには夢があると思うし、単純に言えば「男として」「AK-69として」険しい道を進む事で、更なる成功を勝ち取りたい。音源自体も、DEF JAM/UNIVERSALの流通ではあるけれども、制作自体は完全に自分たちで仕切っていて。だから、完全にインディペンデントのスタンスは保てているし、やってることは変わってない」
Text by TAKAGI "JET" Shin-ichiro

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