『ファイナル・ファンタジーXV』をさらに楽しむために知るべきこと

By RollingStone Japan 編集部
2016年11月29日(火)に全世界同時発売をした『ファイナル・ファンタジーXV』Square Enix
10年におよぶ制作期間、2点のスピンオフ作品、3点のデモ、そして、複数の映像作品とアニメシリーズを経て、ついに2016年11月29日(火)全世界同時発売をした『ファイナル・ファンタジーXV』の魅力に迫る。

スクウェア・エニックスにとっては、ゲームをプレイしてもらうだけでは物足りないようだ── ノクティス王子の大冒険を心待ちにしているプレイヤーに対して宿題を出しているのだ。『ファイナル・ファンタジーXV』の冒険をいきなり始め、取り巻くストーリーを自力で何となく理解することも可能だ。しかし、至るところに存在する超難解なストーリーを復習する価値は十分にありそうだ。既に明らかにされたストーリーの展開から読み解くと、スクウェア・エニックスは、プレイヤーの面倒を看るつもりはないようだ。

元々、『ファイナル・ファンタジーXV』は『ファイナル・ファンタジーXIII』のファブラ・ノヴァ・クリスタルズのシリーズ作品 ── 一見したところ不可解な本編のゲーム、派生的な作品、小説、そして、漫画で構成されている ── の一つとして予定されていたが、その謎を解き明かすために独立した作品として生まれたのであった。ファイナル・ファンタジーXVのリリースが近づいていることもあり、今回は、絡み合うストーリーを紐解くことにした。当たり前だが、ネタバレが多々あることを念頭に置いて読んでもらいたい。

ファイナル・ファンタジーXVの舞台となるのはイオスの世界だ。この世界は皇帝イドラ・エルダーキャプト、そして、皇帝率いる魔導兵が治める(加えて、なぜかアウディ、JAL、Beats等の現実の世界のブランドが幅を利かせている)帝国ニフルハイムによって徐々に支配されていく。ニフルハイムによる世界支配に唯一抵抗しているのは、国王レギス率いるルシスのみだ。リシスは(ファンタジーゲームお約束の)魔法のクリスタルに守られており、国王はこの力を使って首都インソムニアを防壁で囲っている。このバリアーの効果を維持するためには、国王の力が必要であり、数十年の年月を経て、国王は衰え始めている。既に混乱しているだろうか?これが、ファイナル・ファンタジーXVの真骨頂だ。しかも、まだまだ序の口である。このワイルドで壮大なストーリーを構成する、絡み合う糸をこれからほどく試みを行うので、読み続けていってもらいたい。

Translation by Kensaku Onishi

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