2016年、WWEプロレスラー・ベスト10

By Kenny Herzog
2016年、WWEプロレスラー・ベスト10 Photo by WWE
セス・ロリンズからサーシャ・バンクスまで、今年のベスト・レスラーをランキング形式で紹介する。

トップ10リストというものは、もはや年末だけのものとはいえなくなった。さまざまな重要なランキングが、文化的な対話を生み出したり、骨抜きにしたりしつつ、日々のオンライン・コンテンツを支えているのだ。ただ本当に肝心なランキングといえば、やはり12月になると作られるメタ・ランキング、「これが対象物の特定のクラスの絶対的な最高、もしくは最低のインスタンスである」と断定するランキングである。本稿の趣旨において、対象物とはプロレスを指す。そしてこのインスタンスで問題とされるクラスは、WWEである(それに、新日本プロレス、ROHなどの全てのスター選手は2017年中にはどのみちNXTを目指すのだ)。というわけで以下が、反則裁定なし、エニウェア・フォールズの(つまり、『ロウ』もしくは『スマックダウン』)、2016年WWEトップ10パフォーマーの総まとめだ。


10位 エンツォ&キャス

WWE

彼らがルセフとの出口の見えない抗争にどっぷりつかっていることや、ニュー・デイからベルトを奪取することができなかったことは気にしなくていい(12月になるまで、そんなことは誰にもできなかったのだ)。このおしゃべりなトライステート(ニューヨーク首都圏)出身のデュオは、NXTを卒業してすぐに火が付いた。ジ・アセンション、タイラー・ブリーズ、アポロ・クルーズ、カーメラなどを見れば分かるように、これは決して簡単なことではないのだ。ギミックは未熟で、常にクレヴァーであるとはいい難いし、ビッグ・キャスは間違いなく将来はシングルの道に進むことになるだろうが、彼らはまさに商売の神様からの贈り物であり、タッグパフォーマー兼WWE自前の宣伝マンの2重の活躍を見せている。「元気でやってるかい」は彼らの決め台詞(ぜりふ)であるけれど、エンツォとキャスは、元気にやっているみたいだ。

Translation by Tetsuya Takahashi

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