ジャスティン・ビーバーとアッシャー、著作権侵害めぐる4年越しの裁判が決着

By Rolling Stone
『サムバディ・トゥ・ラヴ』で著作権侵害をめぐり訴えられていたジャスティン・ビーバーとアッシャー。しかし判事は原告の訴えを棄却し、4年越しの裁判に決着がついた。(Photo by Kevin Mazur/WireImage)
『サムバディ・トゥ・ラヴ』が盗作であるとして、ジャスティン・ビーバーとアッシャーは1000万ドルの損害賠償を請求されていたが、判事が原告の訴えを棄却した。

ジャスティン・ビーバーとアッシャーが『サムバディ・トゥ・ラヴ』での著作権侵害で提訴され、1000万ドルの損害賠償を請求されていた裁判で、判事は2人を訴えていた原告の主張を棄却する判決を下した。

2013年に2人を提訴していたのは、デ・リコ名義で活動するR&B歌手のデヴィン・コープランドとソングライターのマレイオ・オバートン。『サムバディ・トゥ・ラヴ』のタイトル、拍子、ビートが自身の曲と類似しており、ビーバーとアッシャーが著作権を侵害したと主張していた。

訴状では、コープランドとオバートンは2008年に作曲した同曲を、2009年にアッシャーの母であり元マネージャーでもあるジョネッタ・パットンに持ち込んでおり、ビーバーがアッシャーからデモとして送られてきたビートの上にレコーディングをしたのはその翌年だと主張。しかし、米連邦地方裁判所のアランダ・ライト・アレン判事は1月5日、ビーバーとアッシャーが、コープランドとオバートンのバージョンの『サムバディ・トゥ・ラヴ』を盗作できる環境にあったとする原告側の主張に充分な根拠がないとして、訴えを棄却した。

アレン判事は、同曲をめぐる2014年の著作権侵害の裁判も担当し、その際にも原告の訴えを棄却している。しかし翌年、連邦控訴裁判所は、陪審団が2つのバージョンに"本質的な類似性"が認められると判断したことで、アレン判事の判決を覆した。コープランドとオバートンも、たとえそれがアレン判事自身の意見と異なるとしても、曲の類似性があると判断した控訴裁判所の陪審団の意見をアレン判事は判決に反映すべきだと主張していた。

しかしアレン判事は、コープランドとオバートンの主張には法的根拠がないとして却下。なお今回の棄却判決は、前回とは異なる"再訴禁止の効果を伴う棄却"であり、これにより提訴から4年、曲のリリースから7年が経過したこの裁判についに最終的な決着がついたことになる。

Translation by Yu Sekine

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