シカゴ・ブルズ、ラジャ・ロンドのキャリアの終わりは近いのか?

By Evan F. Moore
自身のバブルヘッド人形企画が催された試合で全く出場機会がなかったラジャ・ロンド。シカゴ・ブルズでキャリアの底を経験している。 (Photo by Kevin C. Cox/Getty Images)
元オールスターPGが、自身のバブルヘッド人形企画が催された試合で出場機会与えられず、苦境に立たされている。

ラジャ・ロンドは1月9日の夜、まったくプレーすることなく試合を終えた。しかし、その日は"ロンドのバブルヘッド人形祭り"と称して、ロンドのバブルヘッド人形を観客に配り、ロンドを応援する企画が予定されていた日だった。

ブルズHCのフレッド・ホイバーグはここ最近、ロンドに出場機会を与えていない。しかしながらすでに用意されていた数千個のバブルヘッド人形をただ捨ててしまうのももったいないため、チームは予定通りこのバブルヘッド人形企画を強行した。

ロンドは12月に"チームに弊害をもたらす行為"で1試合の出場停止処分を受けており、米NBA専門サイトのザ・ヴァーティカルはブルズのアシスタント・コーチのジム・ボイランとロンドが"激しい口論"を繰り広げたと報じた。ロンドはボストン・セルティックスから移籍後のダラス・マーベリックスでリック・カーライルHCとゲーム中に口論をする事件も起こしているが、この件はそのマーベリックスとの対戦時の出来事が原因だった。

ロンドはブルズ以前にセルティックス、マーベリックス、キングスを渡り歩いてきたが、その先々で衝突を繰り返してきた経緯がある。特に思い出されるのは、昨シーズン、ゲイを中傷する暴言をレフェリーに吐いたことを理由に1試合の出場停止処分を受けた件だ。ちなみに暴言を受けたレフェリーはこのことがきっかけで、自身がゲイであることを公に告白するに至った。

ロンドにとって今シーズンはブルズ移籍後1年目のシーズンだが、ボイランとの一件以来出場機会を与えられていない。彼が最近目立ったことといえば、Dリーグに参加する下部組織ウィンディ・シティ・ブルズで若手の指導に当たっていたことくらいだ。ベンチを温めているロンドだが、自身の状況を語る口調は淡々としている。

「(ホイバーグに)ここ5試合で動きが鈍い言われた」とESPNの取材に対しロンドは答えている。「HCはいつも俺の状態がどうかを聞く。だから俺は"今シーズンでこれまでにないベストな状態だ"と答えている。そこから先はHCの判断だ」。

ロンド自身は、ホイバーグの言うように"最近動きが鈍い"とは感じていないとしながらも、「HCはホイバーグであり、誰が出場するかを決める権限は彼にある」とコメントした。

ロンドは2016-2017シーズンに先立って、ブルズとの2年契約にサインしている。
Translation by Yu Sekine

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