ジョン・メイヤー、新作4曲の起源と着想の背景を語る

ジョン・メイヤー、新作4曲の起源と着想の背景を語る。(Photo by Frank Ockenfels)

シンガーソングライターのジョン・メイヤーが、新曲『ラヴ・オン・ザ・ウィークエンド』『チェンジング』『ムーヴィング・オン・アンド・ゲッティング・オーヴァー』『ユーアー・ゴナ・リヴ・フォーエヴァー・イン・ミー』を自己分析する。

『ラヴ・オン・ザ・ウィークエンド』と『チェンジング』を含む最新4曲の起源と着想の背景について、ジョン・メイヤーが全貌を語った。

「アルバムができるまでこんなに長い時間がかかったことはない」と、ジョン・メイヤーはキャピトル・スタジオで語った。メイヤーはこのスタジオで、数百時間を費やし最新アルバム『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング』を制作した。グラミー賞受賞歴のあるシンガーソングライター、ジョン・メイヤーの7枚目となるスタジオ・アルバムは数曲ずつ順番にリリースされ、最初の4曲は1月20日に配信される。

メイヤーはローリングストーン誌に、はじめから可能な限り野心的なアルバムにしたいと思っていたと語った。「出発点は、“書き手として地球を離れたい”だった」とメイヤーは説明する。「一度やったことを繰り返すことには興味がなかった。抽象の炎をたき上げ、思い切りやりたかった」と語った。メイヤ―は、元グレイトフル・デッドのメンバーとデッド&カンパニーとしてここ2、3年ツアーに出ていた。『ザ・サーチ・フォー・エヴリシング』を、フリートウッド・マックの70年代の名作、『噂』と結び付けられるような壮大な作品にしたかったとメイヤーは語った。

『ザ・サーチ・フォー・エヴリシングーウェイヴ・ワン』

ローリングストーン誌がメイヤーを取材した時、彼はまだ次にリリースする曲の制作中だったが、ドレイクやリアーナといったアーティストの影響で従来のアルバムリリースの方法から離脱できたと語り、型にはまらないやり方を楽天的に捉えているようだった。

「入場料は4曲分だ」とメイヤー。「気に入らなければ次の4曲は買わなければいい。もし僕が何か面白いことをやりそうだと信頼してくれるなら、次の4曲も買ってほしい。そして全てのリリースに付いて来てほしい」。メイヤ―は、最初の4曲がどのようにしてできたかを順番に語ってくれた。

Translation by Yoko Nagasaka

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