マイケル・ジャクソン、人気ソング・ベスト5

By Maura Johnston
Photo by Kevin Mazur/WireImage

4位『今夜はビートイット』(原題:Beat It)

1983年にリリースされ、ジャクソンのシングル売上第2位となった『今夜はビートイット』。その誕生の背景には、同曲が収録されているアルバム『スリラー』のプロデューサーであるクインシー・ジョーンズが、ジャクソンをザ・ナックのような存在にしたいと考えていたことがあった。同氏は2009年にジャクソンが急死した際、「マイケルに”ブラック・ロックンロールが必要だ、黒いマイ・シャローナを作ろう”と話したんだ」と語っている。そのような経緯で制作されることとなった『今夜はビートイット』は、攻撃的なギターリフと、やはり攻撃的な荒くれ者どもを諭す歌詞、そこにエディ・ヴァン・ヘイレンのグルーヴィーかつ華やかなソロが加わり完成した。

3位 『スリラー』(原題:Thriller)


1982年リリースのモンスター・アルバムにタイトル・トラックを作曲したのは、それまでも『オフ・ザ・ウォール』や『ロック・ウィズ・ユー』をジャクソンに提供していたヒートウェイヴのキーボーディスト、ロッド・テンパートンだ。淡々としたギターリフとホラー映画風のシンセが怪しい雰囲気を醸し出す同曲だが、モノローグでゲスト出演し、”4万年の時を経た異臭”という印象的な台詞を残したホラー界の名優ヴィンセント・プライスがポップなアクセントを添えたことで、この曲の永遠のハロウィーン・ソングとしての地位は決定的となった。またジョン・ランディスが監督し、ジャクソンがゾンビのダンスグループのリーダーを演じた14分のミュージックビデオは、これからキング・オブ・ポップとなっていく彼の将来を予感させるものだった。
Translation by Yu Sekine

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