ジェニファー・ローレンス、腐敗した政治体制とトランプを批判

「私たちの税金で運営されているこの国の政府は、私たちのために仕事をすべきだと誰もが信じています」と言ってローレンスは続けた。「今日ここに私たちは州を超え、政治信念の壁を超えて、アメリカ全土から集まりました。今、ここにいる理由は人それぞれでしょう。ここでは私がここにいる理由を話したいと思います。私の家族に50年振りに誕生した女の子が私でした。私には人が羨むほど優しくて誠実な兄弟が2人います。私たち3人が子供の頃は何かにつけてケンカしていました。あの頃の3人は全く違う性格でした。今でも政治的な信念や精神的な信念が全く異なります。しかし、それでもなお、お互いを愛し、応援し合うことを一度たりとも止めたことはありません」

ローレンスは続けた。「そんな私の家族こそ、私たちが敵味方に別れていがみ合う必要などないことの良い例です。私の家族と同じことが今この国で起きています。そして、今こそイデオロギーを超えて、政党を超えて、皆が力を合わせる時なのです。皆が一致団結して、壊れかけている私たちの民主主義を直しましょう。この国の政治がどんな形になろうと、突き詰めると、国民を騙すような政府とその運営体制を維持するために、アメリカ国民が税金を支払う義務はないのですから」

12月にトークショーのベテラン・ホストであるオプラ・ウィンフリーに「現大統領と会うつもりはある?」と質問されたとき、ローレンスはトランプに対して強烈な言葉を浴びせている。

「会うと思うわ。かなり良いスピーチも準備しているの。そして、このスピーチはマティーニを相手の顔にぶっかけて終了する予定よ」と答えて続けた。「私、みんなに代わって言いたいことがあるの。ニュースで(トランプ劇場の)登場人物たちを目にするけど、ホント、「ちょっと待ってよ」って感じ。ええ、そうよ。私、この瞬間をずっと待っていたの。ヒントをあげるわね。これって品が良くないし、みんなが私の口から聞きたい言葉じゃないと思うわよ」


Translated by Miki Nakayama

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