国際女性デーに女子プロが舞台のMVを公開した、注目のUKガールズパンクバンド

2015年に新星のごとく現れたUKガールズ・パンクポップバンドのドリームワイフ

2015年に新星のごとく現れたUKガールズ・パンクポップバンドのドリームワイフは、国際女性デーに新たなミュージック・ビデオを公開。人気女子プロ団体EVEのメンバーをフィーチャーしたパワフルな傑作だ。

UK期待の新人をフィーチャーして行われている人気フェス「DIY’S HELLO 2017」のヘッドライナーや、The Killsのツアーサポートに選出されるなど、デビュー前から注目を浴びているブライトンで結成されたガールズ・パンク・ポップバンド、ドリームワイフ。ガーリーなルックスからは想像がつかない激しいライブ・パフォーマンスを披露する、ビキニ・キルやスリッツと引き合いに出して語られ、今注目株の新人だ。

そんな彼女たちが、国際女性デーにふさわしい?パンチのある「F.U.U.」のミュージック・ビデオを公開した。女性の解放をバンドのテーマとして掲げる彼女たちが、女性の力強さを表現するビデオを作ろうと決めたのは自然な流れだったという。そのコラボレーターとして今回彼女達と強力なタッグを組んだのが、ロンドンの女子プロレス団体のEVEレスリングだ。現在Netflixの女子プロレスリングを題材にしたオリジナルドラマシリーズの「GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」のヒットをきっかけに、リアルGLOWとして本格的にメディアにフックアップされ、その存在が大きな話題を呼んでいるEVE。最近XWAブリティッシュ・ヘヴィー級チャンピオンの座を獲得したリア・オライリーをはじめ、現役の女子プロレスラーが多数参加している。

バンドはこの作品について「この新しいビデオでは"ロックンロールはエクストリーム・スポーツだ!"ってことを表現したかったの。みんなが10点満点を取れて、そこには勝者も敗者もいない。ただアドレナリンがめちゃくちゃ出て、ハイオク満タンの最ッ高の時間を過ごせるの。「F.U.U.」には冗談半分の部分と、死ぬほど真面目に喜びに満ちた攻撃性を爆発させてるところがあるんだけど、この攻撃的な部分を"トレーニング"してみようと思ったときに、レスリングのリング以上にぴったりのところなんてある?このビデオを作るのに協力してくれた全てのバッドアスな女性達に心から感謝してる。きっと気がついていないだけで、私たち誰もがレスラーになれる、そういう部分を持ってるってこと、彼女たちに気づかされたわ。」と語っている。

楽曲にはヴォーカルのラケルと同郷、アイスランド出身のフェミニスト・ラッパーであるフィーヴァー・ドリームが参加しており、本ミュージック・ビデオにも参加している。



ヴァクシーンズのアリーナ・ツアーのオープニングを皮切りに、サンフラワー・ビーンとザ・キルズらとのツアーも発表され、夏の間は世界中のフェスティバルへと引っぱりだこの彼女達。今年中の来日にも期待したい。

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