ブルーノ・マーズ、若くして他界した母への想いを語る

2013年、Moonshine Jungle Tourでのブルーノ・マーズ(Photo by Rick Diamond/Getty Images for Atlantic Records)

11日からスタートしたブルーノ・マーズの来日公演。Rolling Stone Japanでは来日期間中、ブルーノのことをよりよく知るための記事を連続で公開。10回目は2015年に亡くなった最愛の母について。

両親共にプロのミュージシャンという音楽一家に生まれたブルーノ・マーズ。母親はブルーノの音楽活動を応援していたが、2013年に55歳という若さで脳動脈瘤を患って他界している。2016年に行われたローリングストーンの取材に対し、ブルーノは亡き母への想いをこのように語っていた。

「もう立ち直ったって言ったら嘘になるよ。文字どおり心にぽっかりと穴が開いたままなんだ。他人にどう伝えたらいいのかわからないけどね。たぶん、この悲しみが癒えることはないと思う」

母親の他界から数週間は「抜け殻のようになっていた」というブルーノだが、その直後にはワールド・ツアーを控えていた。

「俺は祈りを捧げて、天国の母さんに問いかけたんだ。俺にできることはあるかって。そのとき決めたんだ、前に進み続けようって。母さんが生きていたら、きっとそれでいいって言ってくれると思うんだ」

ブルーノは亡き母に想いを馳せて、このように続けた。

「きっとどこかで、今も俺のことを見守ってくれていると思うんだよ。ステージで俺がしくじるたびに、母さんの声が聞こえるような気がするんだ。『全然ダメ!』『ステップが甘い!』『弟のヒゲが伸びっぱなしじゃないの!』なんて風にさ」

ローリングストーンによるブルーノ・マーズの独占ロング・インタビュー全文はこちらから。
http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27294

Edited by The Sign Magazine

Translated by Masaaki Yoshida

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