ロックの殿堂コンサートでボン・ジョヴィが再集結:「非常に感激している」

Kory Grow | 2018/04/17 11:30

| ロックの殿堂授賞式にて「ホエン・ウィー・ワー・アス」を演奏するリッチー・サンボラとジョン・ボン・ジョヴィ (Photo by Kevin Mazur/Getty Images For The Rock and Roll Hall of Fame) |

ロックの殿堂コンサートでオリジナルメンバーで再集結したボン・ジョヴィは、ヒット曲メドレーと新曲「ホエン・ウィー・ワー・アス」を披露した。

4月14日に米・クリーブランドで行われたロックの殿堂入りのコンサートで、ボン・ジョヴィは最高のヒット曲メドレーを披露した。オリジナル・メンバーのギタリスト、リッチー・サンボラが公にボン・ジョヴィと一緒に演奏するのは2013年以来で、ベーシストのアレック・ジョン・サッチに至っては2001年にクリーブランドで一度だけ復帰してギターをプレイして以来のことだった。

ジョン・ボン・ジョヴィは、演奏を始める前に「ここがどこか分かっているか?」と観客に問いただした。そして「ここはボン・ジョヴィのコンサート会場だ。ほら、みんな、立って!」と客席を煽った。その後、バンドは「禁じられた愛(原題:You Give Love A Bad Name)」、「イッツ・マイ・ライフ」などの大ヒット曲を立て続けに演奏しながらパワフルなステージを繰り広げた。



また、2016年のアルバム『ディス・ハウス・イズ・ノット・フォー・セール』のリイシュー盤からの最新シングル「ホエン・ウィー・ワー・アス」も演奏。この新曲では、ライブでこの曲を初めて演奏したサンボラがボン・ジョヴィと1本のマイクで歌う姿を見せた。

最後は、サンボラが往年のトーキング・モジュレーターを使って演奏する「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」で強烈な余韻を残したボン・ジョヴィ。それに応えるように、観客はバンドと一緒に元気いっぱいに歌ったのであった。演奏を終えたメンバーは互いにハグし合い、全員でつないだ手を高く上げて客席に挨拶した。

ボン・ジョヴィ「イッツ・マイ・ライフ」


この夜早く、ハワード・スターンの爆笑スピーチのあと、ボン・ジョヴィが殿堂に招き入れられたのだが、これは彼らが殿堂入りの資格を得てから10年弱で実現したことになる。ボン・ジョヴィは2011年に一度ノミネートされていた。今回、殿堂はオリジナル・メンバーのジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、キーボディストのデヴィッド・ブライアン、アレック・ジョン・サッチ、ドラマーのティコ・トーレスに加え、サッチの後任で1994年に加入したヒュー・マクドナルドも殿堂入りを認めた。

ボン・ジョヴィ「ホエン・ウィー・ワー・アス」


サンボラは2013年のツアーの前にバンドから抜けた。オーストラリアのThe Today Showで、突然の脱退は娘のアヴァと過ごしたかったからと、当時のサンボラが語っていた。アヴァが16歳になった当時のインタビュー(2013年)でサンボラは「最近、ツアーの合間に子供と過ごし始めたんだけど、俺の魂が家から出たくないってなって、家にいなきゃいけなくなったのさ」と言っていた。

当時、彼の不在は「個人的な事情」と言われていて、彼自身もしばらくしたらバンドに戻るつもりと言っていたが、その後サンボラが戻ることはなった。そして、バンドは彼の後任としてフィル・Xを迎え、2016年にボン・ジョヴィの正式メンバーとなっている。それを受けて、サンボラはボン・ジョヴィに復帰する意志はまったくないと言い続けてきた。

ボン・ジョヴィ「禁じられた愛」


今回の復活劇は殿堂入りのための特別なものである。授賞式の前に、殿堂入りできて非常に感激しているとボン・ジョヴィは言っていた。彼はスティーヴン・コルバートに「本当に大きな意味のあることだ。俺たちは過去に2度ほど殿堂入りを逃している。それに、エルヴィス、ビートルズ、ストンーズと、最高のミュージシャンたちと同じ建物の中にいると考えるだけで本当に光栄だ。それに、自分が作った音楽が何世代もの人々に知られていると思うだけで気分がいい」と話していたのである。

Elias Leight/Additional reporting by Andy Greene/Translated by Miki Nakayama 

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